シーン6:アンペリアとクロ - Parrot - A Little Tale About A Little Tribe.

シーン6:アンペリアとクロ

GM
さて、そんな会話があって
一方そのころ…
クロは雨宿りをしていた
クロが森に近い場所でなんか両生類をくっていると、アンペリアが雨の中を飛んでくるわけだ
というわけでクロよろしく
クロ
え〜とー
GM
アンペリアは、クロが雨宿りしている木の根元に着地すると水にぬれて黒く光る翼をたたんだ〜
水をふるい落とす
クロ
アンペリアさん、こんにちは。とか、いうのかなぁ
GM
アンペリアはしばらくクロのほうをみつめていた
GM(アンペリア)
「この村は気に入ったかね」とアンペリアはいった
クロ
「はい、とても。何よりあなたのような同類に会えました」と答えます。
アンペリアとクロは前にも会ってたんでしたっけ
GM
どう思いますか
クロ
会ってなかった事にします。久しぶりの同類、ということで。
GM
りょうかーい
GM(アンペリア)
「モーフはどうかね? 良くしてくれるかな」
クロ
「ヤサシイデス」と微妙な口調で
ディアン
含みがあるのかー
チロヌプ
微妙なのか
クロ
だから、一人で飛んできてしまったのではないかと
GM(アンペリア)
「帰るところもないだろう。これから、モーフはどこに向かうのだろう?」と聞いた
クロ
「モーフは村の仇を討とうとしているのだと思います。でも今は手段が無いので放浪してるのです。」と、ここは真面目に
「モーフの手伝いをしたいとも思いますが、疲れることも多くて」
「どうしたらよいんでしょうか」と先輩に助言を請うような感じで聞きます。
GM(アンペリア)
「私たちはただ右から左に言葉を伝えるだけだろう。何を疲れることが?」
クロ
「いや、モーフって言葉を知らないから、たまに自分の口で喋ってしまったりもするんで、それで困ったりするんですよ」
GM(アンペリア)
「新しい時代が来ているな」
クロ
「新しい時代?」
GM(アンペリア)
「彼らも口を開き始めたのだ。言葉の力を恐れることは、口を開かぬことではない…そうは思わないか」
クロ
「確かに、恐れていてばかりでは、何も変わらないかも」
GM(アンペリア)
「このベルディアにいる限り、彼らは口を開く必要はないだろう。だが、神獣たちの大戦が、世の境界を変えつつある・・」
「彼らは思い出さねばならない。言葉を用いないことは弱さではないのだ。タルキィーの僕は強くあるべきだと。」
クロ
「我々眷属も変わらないといけないのでしょうか。」
GM(アンペリア)
「私たちは、何も変えられないさ」
アンペリアは視線をはずした
クロ
「はい。」
クロはいろいろと納得しました。
GM(アンペリア)
「何も変えられないだろうか・・・?」といった。それは、あなたに向けられたものではなかったようだ
そして改めてクロのほうに向き直り…
「大きくなったものだ」といった
クロ
クロは意味が分からないので、キョロキョロしてます。
GM(アンペリア)
「あの村が滅びたとき… お前は生き延びていたのだな」
クロ
「あの村のことを知っているのですか?」
GM(アンペリア)
「村長ジーメンスの言葉を伝えていたのはこの私だ」
モーフの父親…ですね。
クロ
そうだったのかー
GM(アンペリア)
「懐かしいよ。ジーメンスとはたびたび意見が合わなかったが…お互いうまくやっていたつもりだった」
「これからもモーフの力になってやってくれ」
クロ
「ハイ」
GM
じゃあアンペリアは翼を広げる
クロ
という事は、クロはモーフが村から出てからモーフにあったということなのか。ふむふむ
クロも濡れた翼を軽く羽ばたかせてみる
GM(アンペリア)
「何事も起こらなければよいのだが。周期に抗うつもりなどないのだ」
GM
そういって、浮上していく
パタパタ
パタ
さてそのとき…クロは
GM
判定の方法がわからんなあ
ねえモンスターは何で知覚判定すると思う?
じゃあ攻撃技能−20
攻撃60だから
クロは40で判定
クロ
成功
GM
なんかいつの間にか100m以内に人間が潜んでる
クロ
誰だろう?
GM
ヒュンと何かが飛んで・・・
アンペリアに命中
矢が刺さった
クロ
えっ?
GM
アンペリアはそれでも落ちずにふらふらととんでいきましたとさ
判定に成功したクロは、そそくさと素人くさく去っていく人間はモーフと話をしていたメスであろうと思いました
クロ
ドサッ
と落ちた振りをして身を潜める。
GM
お、いいですね
じゃあ音がしたんで歩いてきた。
クロ
拾いに来られたら、あわてて飛んで逃げる。
GM
クロはすぐに飛んで逃げることに成功しました
あたりはすっかり暗くなってしまいましたとさ
まあこんなところで。
後編に続く…でいいかね
ディアン
衝撃の展開
チロヌプ
お疲れです。
GM
次回予告
村に猛虎の使節団が訪れるのだった とかそんなんで
クロ
衝撃の展開ですね。