シーン3:沈黙の部族の村への旅人 - Parrot - A Little Tale About A Little Tribe.

シーン3:沈黙の部族の村への旅人

GM
今のうちに言い忘れた重要情報をタペストリーのように流しておくと
モーフさんの村で起こった争いの中で、モーフさんは今までお話の中でしか聞いたことのない、銀狼とかいのししとかリザードマンとかそういう生き物とかを見たのでした
生まれは生粋のベルディア人ってことでひとつ
モーフ
はい
GM
モーフさんは村の広場で何か争うようなもの音を聞いた。
長のザンテイルは顔をしかめてオウムはこう代弁した
GM(ザンテイル)
「ラパウのやつめ」
GM
そして、不機嫌そうに自分の部屋に閉じこもってしまった。
マズルカとモーフとオウムが残されました
モーフ
広場の争いを見に行きます。
GM
家を出ようとすると、マズルカが先導してくれますね
楽しそうです
モーフ
いい子ですねー
GM
広場の井戸の中央では、なにか思い思いの武器を持った若者たちが戦っています
モーフ
何人くらいですか?
GM
8人
あなたは経験のある狩人としてすぐに気づきます。まあまるでなっていない、戦いの真似事ですね
若い女もなべかなんかもって参加しています
モーフ
ふむふむ
流血の事態とか?
GM
血はでてないですねえ
なぜなら、みんな本質的に戦いが怖いので、傷つけるというところまではいかないからですな。ちょっと武器を合わせて満足してます
一人の、オウム系の装飾をジャラジャラつけてていかにもえらそうな若者がその様子を監督して、目を光らせていて、若者たちはそれを見るとまるでしかられたかのようにまじめに取り組む。とか
モーフ
訓練みたいな感じなのかな?
GM
訓練ぽいですね
モーフ
では、しばらく見ています。
GM
すると、東の空からあなたのパロットのように、漆黒の羽をもったオウムが、パタパタと広場に向けて飛んできました
いやもっと優雅に飛んでます
そして、監督の若者の隣にそっと着地。こそこそと耳打ちしました
えーとそのオウムにはモーフは実はどこか見覚えがあったりして
モーフ
何処で見たんでしょう?
GM
あれは、父のサイレントパロットではなかっただろうか・・・? という思いが芽生えました
モーフ
そういえば、父にも黒いオウムがいた気が。
GM
クロはどこか落ち着かなくなった。
その黒いオウムは口を開いた
GM(アンペリア)
「稽古を続けろ。いずれ客人がやってくる。快く迎えてやれ」
GM
監督の若者はうなずいた。
そして、そのものはモーフのもとにやってくる。イケメンです
モーフ
「こ、こんにちは」
GM(ラパウ)
「気がついたようだな。ビーストマスターさんよ」
GM
多分、彼の言葉を伝えたのでしょう
GM(ラパウ)
「パロットを使わないとは、お前こそよっぽど偉そうじゃないか。お前の言葉だけは特別なんだろうな、ビーストマスターさんよ」
GM
オウムの目は、どこか冷静にモーフを見つめています。
マズルカはなんか不満そう
モーフ
思わず挨拶してしまったのはミスなので悔しそうな顔をします。
オウムに向かって「エラソウダナ」とクロに言わせます。
GM(ラパウ)
「俺はこの村と自分に誇りを持っている」と答えました
モーフ
「フーン」と答えます。
「それより何か用なのか」とクロに言わせます。
オウムの目は気になりますね。
GM(ラパウ)
「狩人なんだろう? あいつらに戦いを教えてやってくんねえかな。いいもん食わせてやるからよ」
GM
若者たちはなんかじろじろと見てます
マズルカは一瞬なんかいいたげにしたけど、口をつむいだ
モーフ
「イイだろう」と答えてしまいます。この状況だと。
GM(ラパウ)
「ありがてえ」
GM
なんか本当にうれしそうですね
モーフ
こちらはちょっとしかめ面。してると思う。
GM(ラパウ)
「どうにも、この村はのんびりしたやつが多すぎる。これからは、身を守る力が必要だろう」
「いずれは俺たちも。」
GM
とオウムはいった。
モーフ
先ほどの夢を思い出して、思わずうなずく。
GM
というところで、森を抜けると、3人と一匹は、そこそこの集落を見つける
3人の旅人がやってくるのでした。
フレンは村には入らない。
チロヌプ
「アンペリア! 速過ぎる・・・」人影が見えた辺りからだらだら歩き始めます。
GM
垣根もなかなかのもので、きれいな印象です
見張りとかいないですね
あっさり入り口にたどり着いた
ディアン
ずけずけと中に入ろうか
GM
そのころになって、ようやく村人が客人に驚いて、びっくりして隠れちゃった
正面奥に見える広場ではなにやら十数人の人が集まっているようだ。
なんか戦いの訓練してますね
でも、めちゃくちゃ静かです。
ディアン
黒いオウムは見える?
GM
集団の中から黒いオウムが飛び立ってあなたたちのほうに向かってきた。
そのころになって、モーフやラパウ、マズルカも客人に気がつくのだった。
黒いオウムはディアンたちの足元に着地
そこに、飾りをジャラジャラつけたイケメンの若者が歩いてくる。
モーフ
自分は槍を構えて黙っています。
チロヌプ
「ここが友好的な人間達の集落?」
「変わった格好だ。ベルディアにこんな人たちがいたんだ」
GM(ラパウ)
「とするとあんたたちはベルディアのものじゃねえな」
GM
モーフには、ベルディアでは見たことのない格好のものたちが来ているのが見える
ディアン
「そうだが」
チロヌプ
「ええ、双面の部族のチロヌプ。こっちの無愛想なのは牙の民のアントーム・・・」
とじろじろ見ながら答えよう
GM
じゃあ相手は驚く
GM(ラパウ)
「このベルディアに、旅人が気楽に足を運ぶ時代が来るとはね」
GM
オウムがしゃべってます
でも、若者の表情とシンクロしてます
ディアン
オウムと人間の顔を見比べて首を傾げる
チロヌプ
気楽という言葉にちらりとアントームを見る。
「アンペリアに、休ませてもらえるからって案内してもらったんだけど、少しここにいさせてもらえますか」
GM(ラパウ)
「まさか…あんたたちは傭兵? 獣の牙の?」
ディアン
「獣の牙とは関係ないぞ」
チロヌプ
「いえ! いえ! あの黒いオウムにも聞かれたけど、違う。獣の牙が気になる理由でも…?」と言いかけて戦闘訓練を見て口ごもる。
GM
モーフは、マズルカが長のザンテイルの家に戻ったのが見えた。おそらく呼びにいったのだろう
チロヌプ
「あれっ。珍しいと思ったらもう一匹黒いオウム。ここじゃ普通なのかな」
GM
じゃあ若者はしばらくあれこれいおうかいうまいか迷ってる。
ラパウもマズルカも同じくらいの年のころでしょうな
モーフ
では、槍を構えながら「ジロジロミルナ」とオウムに言わせる。
チロヌプ
「あっ。ごめん」とオウムに謝りながら、モーフを指して「あなたの飼い主?」と聞きます。
モーフ
「そうだけど」と少し態度を軟化させる。
GM
イケメンの若者はじっと3人のほうを、見守っている。その表情を、もう一匹の黒いオウムは心配そうに見守っていた。
ディアン
じゃあアンペリアを指さして、「おまえのペットか?」と
イケメンの若者に
GM
瞬間的にアンペリアは答えていた
GM(アンペリア)
「違うな」
GM(ラパウ)
「ラパウといいます。あの、えっと、ようこそ」
とかなんか緊張し始めました
モーフ
隣でクスクスと笑っています。
ディアン
「いや、おまえ、アンペリアだろう」
GM
ラパウはあわてて首を振ります
オウムが「そんな名前じゃないですよ。俺はラパウです」って。
ディアン
混乱しよう
顔にクエスチョンマークを浮かべてチロヌプを見ます
チロヌプ
「そういえば聞いたことが……言葉を封じた神獣がいるって」と悟り始めた。
「そうか、ベルディアにいたのね。言葉を使わないで生きていくなんて信じられないけど、本当にいたんだわ!」ちょっと興奮気味。
GM
ラパウはなんかいたたまれなくなってモーフのそばにやってきた
GM(ラパウ)
「だめだ、俺、外の部族のやつって始めて見るから、緊張して…」と、なんか弱々しくなった
モーフ
こっちも混乱する。普通だと思ってるから。
GM
そうするとなにやら
荘厳なオーラとともにふくよかな初老の男がやってくる
みんな道をあけた。
ラパウは、突然どこか鋭い顔つきになり、その男のほうをにらんだ。
初老の男と黄色いオウムがやってきたよ。
GM(ザンテイル)
「ザンテイルだ。力はないが村を治めている」
ディアン
混乱してるのでチロヌプに任すよ
チロヌプ
「無知で申し訳ないんですけど・・・オウムに自らの言葉を託す沈黙の民、と考えていいんでしょうか」と言った。
GM
うなずいた
チロヌプ
居住まいを正して「始めまして。双面の民のチロヌプです。お邪魔してます。少しこの村に泊ってもいいですか」
モスロから奪った交渉の力を見せてやるぜ。
GM
しばらく考えますね
GM(ザンテイル)
「断るといえば?」とオウムが。
チロヌプ
「アンペリアがここは友好的だって教えてくれたんだけど・・・」と困った顔をする。
GM(ザンテイル)
「スマーシュの僕なら、ここがどこだかわかっているだろう。お前たちを泊めるということは、このベルディアの外のものを歓迎するということだ。それが、どのような不安か、わかっているのかね」
チロヌプ
「そんな! じゃああの黒いオウムは嘘をついたっていうの! 言葉の大切さを何より知っているあなた達が、自分の村のオウムを嘘つきにしてしまうの!」
GM
黄色いオウムは歌うようにいった
GM(ザンテイル)
「サイレントパロットは言葉をしゃべらない。ただ、沈黙の民の言葉を伝えるのみ」
GM
村人たちはなんか困惑してる。
ザンテイルはモーフのほうを見て
GM(ザンテイル)
「私は、あの沈黙の民の客人を歓迎した。だから、双面の民の娘よ、お前は歓迎しよう」
「他のものを招くことは、おそらくタルキィーさまが許してもバルバスさまが許さないであろう。」
GM
ラパウはなんかいらいらしてるけど何も行動には移せないようだ。
ディアン
我々はだめなのかー
チロヌプ
「でも、そのバルバスの従僕にも恐れを抱いているように見えるけど? ううん、はっきりと襲われる心配をしているように?」
「彼らのことが信用できるとでも思っているの? いざとなったらこの——アントームを示して——戦の神の戦士がこの村のために起ち上がるわ」
GM(ラパウ)
「バルバスさまは私にとってもお前にとっても神獣だ。敬意を忘れるな」
「われわれは長い周期の間を、猛虎の民とともにすごしてきた。襲われたことなど一度も。」
チロヌプ
「猛虎の民が双面の民に何をしたか・・・・」口ごもる。
モーフ
少し怪訝な顔をして村長を見よう。
GM
モーフに視線を向けた
GM(ザンテイル)
「言葉が多いほど、その力ゆえにわれわれは離れるばかりなのだ」
GM
といって、ザンテイルは背を向けて去っていく
黄色いオウムもいなくなった
村人たちも三々五々帰っていって、戸締りをした
ラパウとモーフ、3人がのこった。
チロヌプ
じゃ、仲間に向いて「ごめん」と謝りました。
ディアン
「そうか、残念だ」
GM
黒いオウムのアンペリアはチロヌプの肩にとまった。
そして小声でつぶやいた。
GM(アンペリア)
「ラパウの家に泊まっていけ。猫にも見つからぬようにこっそりとな」
GM
ラパウは、チロヌプを見てなんかしどろもどろしたけど、うなずいた。
チロヌプ
「あなたは何を私たちにさせたいの……? まあいいわ。好意には甘えましょう。ありがとう」
仲間にそれを伝えます。
ディアン
このオウムに限って言えば、沈黙の民の言葉を伝えるのみなんて大嘘だな
「結局、ラパウとは、誰だ?」
チロヌプ
苦笑いして「あの可愛い青年じゃない?」と本物を指差しますよ
GM
そしてラパウはモーフに近づいていって
GM(ラパウ)
「見逃してくれ」
GM
と、自分の口で伝えたのだった。
GM
さてと、まあとりあえず前半終了ってことで
チロヌプ
お疲れ様です。
GM
お疲れさまでした
ディアン
ういー
モーフ
お疲れ様です。