シーン17:ジーメンスの子 - Parrot - A Little Tale About A Little Tribe.

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  22. 後書

シーン17:ジーメンスの子

GM
んじゃあ次のシーン
モーフとラパウと一向
ラパウは道をとぼとぼと歩いている
モーフ
ラパウの後ろについていっています。
GM
後ろからは一頭のサーベルタイガーと二人の戦士らしき男
一人の物静かな男がついてきている
サーベルタイガーは時折、3人を見回したり、風の運ぶにおいを嗅いだりしている
夜が明け、朝日が差し始めたころ村に着いた。
ラパウはモーフに、村長を呼んでくるように頼むよ
モーフ
村長さーん、大変だ。と家に駆けていく。
GM
ザンテイルは早起きだった
マズルカが戸口に出てくるよ
にこり
モーフ
「あ、おはよう」
「それより、大変です。猛虎の部族の戦士が来てます。」と説明します。
GM
マズルカは手を引いて中に促す
その説明を聞くとちょっと考えて
ザンテイルの元へ向かった。
ザンテイルとキイロ降りてきます
GM(ザンテイル)
「おはよう。昨晩はよく眠れたかね」
モーフ
「何を言っているんですか。大変だったんですよ」
あわてているので「猛虎の部族がよそ者を探しています。」と正直に言ってしまう。
GM(ザンテイル)
「よそ者……昨日訪れたものたちだな。この村にも、いずれ様子を窺いに来るだろう。もてなす準備をせねばな」
モーフ
「もてなすっていうのは?」
GM(ザンテイル)
「我々は猛虎の民と共に生きている。ベルディアの守護者に報いねばならない」
GM
んで、挨拶しに出かけようとする
てくてく 
モーフ
「ラパウが一緒にいます」と歩きながら説明を続けます。
GM(ザンテイル)
「ラパウが・・・? 昨日は姿がなかったようだが」
モーフ
「アンペリアがいなくなったので探してたんです。
村長は知りませんか?」
GM(ザンテイル)
「いや。すぐ戻ってくるものではないか? まあしかし、探してる間に、猛虎の民と遭遇したのかも知れぬな。ちょうどいい案内というわけだ」
GM
そうして、村の入り口にたどり着いた。
うやうやしく頭を下げる
猛虎の民も猛虎式の簡単な挨拶をした
GM(ザンテイル)
「ようこそ密林の守護者たちよ。お探しのよそ者は確かにこの村を訪れた。少しでも役に立てれば幸いです」
GM(猛虎の民)
「歓待をありがとう。これより、われらの村の母より、旅についてのいきさつをお聞かせしたい」
GM
と。
そんでサーベルタイガーは変身をといて
40歳過ぎくらいの女に変わった
んで
渡されたものを簡単にまとうと
いきさつを述べる
GM(サキーラ)
「サキーラという。どこそこの村で生まれ育ち、今は母と呼ばれている。数日前、夢に吉兆を見た。鳥が虹を放ちながら、密林を飛び、その虹をわたり、さまざまな獣たちが歩んでくるという夢だ」
といいます
GM(サキーラ)
「その風景を探して旅をし、ここまでやってきた。夢の景色はこのあたりに良く似ており、そして私はオオカミの匂いを嗅いだ。」
GM
それに加えて
物静かな一人が
GM(猛虎の民)
「そして、精霊たちはこのあたりで、フェネスの僕たちを見たと述べた」
GM
といいます
そして母は話をやめた
戦士は
GM(猛虎の民)
「何か知っていることがあれば、できる限りの助力をいただきたい。また、村の中で森歩きになれたものがあれば、力を貸してほしい。そして、少しの食料の助力をいただければ幸い」
GM
ザンテイルは頷いて辺りを見回します
ラパウはいつの間にかいなくなってた。
モーフ
えー、いつの間に?
GM(ザンテイル)
モーフに、「ラパウは家にいるのだろう。呼びにいき、二人で覚えている限りの旅人の話をしてやってくれ」
と伝えた
モーフ
嫌だけど、とりあえず行くしかないのでラパウの家まで行く。
「ラパウ、いるか」とクロに呼びかけさせる
GM
返事がない 
モーフ
戸を開ける。
中を見る。
GM
ラパウが一人で座ってる
モーフを見た
モーフ
「どうしたんだ、客人が待っているぞ」と呼びかける。
GM(ラパウ)
「俺、何を言ったらいいんだろう…」
モーフ
「あの者たちを気遣っているのか」
GM(ラパウ)
「それもある。だけど…こっそり泊めたなんてことがばれたら。」
モーフ
「黙ってれば分かりはしない」
GM(ラパウ)
「そうだな…アンペリアもいないし…」
といってラパウは覚悟を決めて立ち上がった。
モーフ
「だが、泊めたということには、何かお前の信念があるのではないか」と聞く
GM(ラパウ)
「いつまでも、ベルディアに留まったままでいいんだろうか。猛虎の民に閉じ込められたままで、さ」
モーフ
「自分も少しそう思っていた。お前もそう思っていたことを聞いて安心した」
「でも、現状だと仕方が無いことだ、と思う」と付け加えておく。
GM(ラパウ)
「周期は繰り返す。仕方のないことばかりだとしたら、俺たちはいつ、変わっていけるだろうか?」
モーフ
「周期は無くなった。いつか、時期が来る。それまで力を蓄えておくことが必要だと思う。」
GM(ラパウ)
「今は、お前を信じるよ、ビーストマスター。この村と、旅人たちに安全をもたらしてくれ」
GM
そういって、家を出ようとするか
モーフ
そうします。
GM
村人の話によると、猛虎の民は打ち捨てられた家を休憩所としてあてがわれたらしく、そちらに移動したようだった。
ラパウとモーフはそこに。
ディアンたちは、まあ、多分、適当に話をした後でつくと思います
チロヌプ
はいはい
GM
その家はそこそこ広く
かつては家族が住んでいたのであろうと思わせる
しかし、どういうことなのか、今は誰も住んでいない。
中は朝日が差し込んでいて明るく
一人の戦士は床に寝転んで睡眠を取り
一人の戦士は入り口に立ち
物静かな男は母によりそい
そして母は、中央にゆったりと座っていました
戦士はあなたたち二人を見ると、「母にお話を」と告げます
んでまあ
サキーラと出会うわけですが
隣の男が、自己紹介を求めてきます
モーフ
モーフは「隣村から来てこの村に厄介になっているモーフと言う者だ」と言います。
GM
ラパウは、オウムがないことを理由に、自己紹介をモーフに頼む旨を部族の言葉で。
そのほうが、自分がしゃべらない理由ができるだろうとのことです。
モーフ
そっか。とうなずいて「こちらはこの村で自警団の長を務めるラパウだ」と。
GM
ところが
サキーラはラパウの名にさほどの興味を示さず
モーフのほうを黙ってじっと見つめている
モーフ
なんだろう?
GM(サキーラ)
「ジーメンス?」
モーフ
驚きます。そして首を大きく横に振る。
GM
サキーラはないちゃった
目から涙があふれ
地面にひれ伏します
そして、体を震わせて
なんかわびてる
ラパウはただただとまどうばかり
モーフ
「ジーメンスは父です。何か知っているのか?」とあわてて聞きます。
GM(サキーラ)
「このサキーラがついていながら、お前の父を守ってやることができなかった・・・」
GM
周りの猛虎の民はなんかびっくりして寄り添ってきます
「母さん大丈夫」とか言う
モーフ
「父はどうなったんですか?」と詰め寄る。
GM(サキーラ)
「あの時、あの村は戦場にはならぬはずだった…ジーメンスは村を守り、その後のことはわからぬ。しかし多くのものが死んだ。お前が生きていようなどと、思いもよらなかった・・・本当に」
と、なきながら両手をつかんでいいます
「良く似ている。私は何かあったときは、お前を守るようにもいわれていた。
出会えたことを、バルバスさまに感謝しよう」
モーフ
モーフはあまりの展開に唖然としてしまってます。
「村を襲ったのはあんた達だったのか」
GM(サキーラ)
「何を言われるか…いや、あるいはそうかもしれぬ
私たちはお前の村の周囲を守る密林の守護者だったのだ。そして、ジーメンスの村は、あのフェネスとの争いの地から離れたところにあった。だが・・・
彼らは、お前たちの村を見つけ出したのだ。 なぜそうなったのかはわからぬ。ただしかし、我々には油断があった。遠い沈黙の民の村が襲われようはずがないと、そう思っていた・・」
GM
ぜいぜいと呼吸が荒くなります
モーフ
「村を襲ったのは銀狼の民だと?」
GM(サキーラ)
「フェネス、ブルーザ、ルーミス、神獣王の他にもフォルティノや、シルヴァリ・・・さまざまなものたちがベルディアに訪れた。そうして、スマーシュはベルディアを裏切った。その、部族なき部族たちの軍が、お前の村を襲ったのだ。」
モーフ
「信じられない。」と呟きます。
GM(サキーラ)
「復讐のときがきたのだ。お前にも、私にも。
私の復讐は…ジーメンスに代わり、モーフ、お前を正しく導くことだ。沈黙の民を導くものとして、新しきベルディアの守護者として・・・」
GM
みんな泣いちゃった
ディアン
ラパウは……
GM
ラパウは周囲をきょろきょろとしている。
モーフ
「沈黙の民を導くもの、か」と独り言。
GM(サキーラ)
「お前の許しがほしい.。
そして、共に侵入者を討つのだ」
モーフ
「村が襲われたのは、力が無かったからだ。」とモーフは話します。
「自らに力が無かったからだ。
村の外に守護者を求めたから、そうなった。」
GM(サキーラ)
「お前はジーメンスの子。誰よりもベルディアのことを、村のことを、お前のことを考えていた。その力が、今お前にはあるのだよ」
GM
すがるような顔で。
モーフ
モーフは「我々は沈黙の民だ。」と言います。
「他の民を傷付けるような真似はしたくない」
GM(サキーラ)
「父のことを思い出せ……ジーメンスは強かった。だがそれでも、村を守るために、私たちの力を必要としたのだ。言葉だけでは、民は守れんのだ…」
モーフ
「ラパウの指揮する自警団が、その答えになると、今、自分は信じている」とモーフが言ってみよう
GM
ラパウは驚いた顔をしてモーフを見る
サキーラは
GM(サキーラ)
「長らく続いてきたベルディア人の協力を離れるというのか!」
GM
タイガーロアー
抵抗してちょ
ラパウもする……腰が抜けた
モーフ
緊張する
……失敗。
集中力も使って見ていい?
GM
いいよ〜
モーフ
……結局失敗してしまった。
ということで腰が抜けました。
GM
ラパウはおびえながら
「ありがとう・・・」と言葉を搾り出す。
普通の言葉でね
モーフ
モーフはラパウを見て微笑む。
GM
サキーラは、謝るよ
GM(サキーラ)
「モーフ、お前をおびえさせるつもりはなかった。わかっておくれ」
モーフ
ぐっと唇を引き締めて睨んでいます。
GM(サキーラ)
「私のおろかさが、大事な再会を無駄にしてしまった。今日のところはこれ以上、私は何を言ってもわかってもらえぬだろう。我々は、またよそ者を探すことにする。そうしたら、また訪れることにしよう。ゆっくりと話がしたいのだ」
GM
猛虎の民の若者たちは手早く荷物をまとめはじめる
モーフ
モーフは黙って見送っています。
GM
じゃあそんなおり
他の人々が村に到着する