シーン17:ジーメンスの子
- GM
- んじゃあ次のシーン
- モーフとラパウと一向
- ラパウは道をとぼとぼと歩いている
- モーフ
- ラパウの後ろについていっています。
- GM
- 後ろからは一頭のサーベルタイガーと二人の戦士らしき男
- 一人の物静かな男がついてきている
- サーベルタイガーは時折、3人を見回したり、風の運ぶにおいを嗅いだりしている
- 夜が明け、朝日が差し始めたころ村に着いた。
- ラパウはモーフに、村長を呼んでくるように頼むよ
- モーフ
- 村長さーん、大変だ。と家に駆けていく。
- GM
- ザンテイルは早起きだった
- マズルカが戸口に出てくるよ
- にこり
- モーフ
- 「あ、おはよう」
- 「それより、大変です。猛虎の部族の戦士が来てます。」と説明します。
- GM
- マズルカは手を引いて中に促す
- その説明を聞くとちょっと考えて
- ザンテイルの元へ向かった。
- ザンテイルとキイロ降りてきます
- GM(ザンテイル)
- 「おはよう。昨晩はよく眠れたかね」
- モーフ
- 「何を言っているんですか。大変だったんですよ」
- あわてているので「猛虎の部族がよそ者を探しています。」と正直に言ってしまう。
- GM(ザンテイル)
- 「よそ者……昨日訪れたものたちだな。この村にも、いずれ様子を窺いに来るだろう。もてなす準備をせねばな」
- モーフ
- 「もてなすっていうのは?」
- GM(ザンテイル)
- 「我々は猛虎の民と共に生きている。ベルディアの守護者に報いねばならない」
- GM
- んで、挨拶しに出かけようとする
- てくてく
- モーフ
- 「ラパウが一緒にいます」と歩きながら説明を続けます。
- GM(ザンテイル)
- 「ラパウが・・・? 昨日は姿がなかったようだが」
- モーフ
- 「アンペリアがいなくなったので探してたんです。
- 村長は知りませんか?」
- GM(ザンテイル)
- 「いや。すぐ戻ってくるものではないか? まあしかし、探してる間に、猛虎の民と遭遇したのかも知れぬな。ちょうどいい案内というわけだ」
- GM
- そうして、村の入り口にたどり着いた。
- うやうやしく頭を下げる
- 猛虎の民も猛虎式の簡単な挨拶をした
- GM(ザンテイル)
- 「ようこそ密林の守護者たちよ。お探しのよそ者は確かにこの村を訪れた。少しでも役に立てれば幸いです」
- GM(猛虎の民)
- 「歓待をありがとう。これより、われらの村の母より、旅についてのいきさつをお聞かせしたい」
- GM
- と。
- そんでサーベルタイガーは変身をといて
- 40歳過ぎくらいの女に変わった
- んで
- 渡されたものを簡単にまとうと
- いきさつを述べる
- GM(サキーラ)
- 「サキーラという。どこそこの村で生まれ育ち、今は母と呼ばれている。数日前、夢に吉兆を見た。鳥が虹を放ちながら、密林を飛び、その虹をわたり、さまざまな獣たちが歩んでくるという夢だ」
- といいます
- GM(サキーラ)
- 「その風景を探して旅をし、ここまでやってきた。夢の景色はこのあたりに良く似ており、そして私はオオカミの匂いを嗅いだ。」
- GM
- それに加えて
- 物静かな一人が
- GM(猛虎の民)
- 「そして、精霊たちはこのあたりで、フェネスの僕たちを見たと述べた」
- GM
- といいます
- そして母は話をやめた
- 戦士は
- GM(猛虎の民)
- 「何か知っていることがあれば、できる限りの助力をいただきたい。また、村の中で森歩きになれたものがあれば、力を貸してほしい。そして、少しの食料の助力をいただければ幸い」
- GM
- ザンテイルは頷いて辺りを見回します
- ラパウはいつの間にかいなくなってた。
- モーフ
- えー、いつの間に?
- GM(ザンテイル)
- モーフに、「ラパウは家にいるのだろう。呼びにいき、二人で覚えている限りの旅人の話をしてやってくれ」
- と伝えた
- モーフ
- 嫌だけど、とりあえず行くしかないのでラパウの家まで行く。
- 「ラパウ、いるか」とクロに呼びかけさせる
- GM
- 返事がない
- モーフ
- 戸を開ける。
- 中を見る。
- GM
- ラパウが一人で座ってる
- モーフを見た
- モーフ
- 「どうしたんだ、客人が待っているぞ」と呼びかける。
- GM(ラパウ)
- 「俺、何を言ったらいいんだろう…」
- モーフ
- 「あの者たちを気遣っているのか」
- GM(ラパウ)
- 「それもある。だけど…こっそり泊めたなんてことがばれたら。」
- モーフ
- 「黙ってれば分かりはしない」
- GM(ラパウ)
- 「そうだな…アンペリアもいないし…」
- といってラパウは覚悟を決めて立ち上がった。
- モーフ
- 「だが、泊めたということには、何かお前の信念があるのではないか」と聞く
- GM(ラパウ)
- 「いつまでも、ベルディアに留まったままでいいんだろうか。猛虎の民に閉じ込められたままで、さ」
- モーフ
- 「自分も少しそう思っていた。お前もそう思っていたことを聞いて安心した」
- 「でも、現状だと仕方が無いことだ、と思う」と付け加えておく。
- GM(ラパウ)
- 「周期は繰り返す。仕方のないことばかりだとしたら、俺たちはいつ、変わっていけるだろうか?」
- モーフ
- 「周期は無くなった。いつか、時期が来る。それまで力を蓄えておくことが必要だと思う。」
- GM(ラパウ)
- 「今は、お前を信じるよ、ビーストマスター。この村と、旅人たちに安全をもたらしてくれ」
- GM
- そういって、家を出ようとするか
- モーフ
- そうします。
- GM
- 村人の話によると、猛虎の民は打ち捨てられた家を休憩所としてあてがわれたらしく、そちらに移動したようだった。
- ラパウとモーフはそこに。
- ディアンたちは、まあ、多分、適当に話をした後でつくと思います
- チロヌプ
- はいはい
- GM
- その家はそこそこ広く
- かつては家族が住んでいたのであろうと思わせる
- しかし、どういうことなのか、今は誰も住んでいない。
- 中は朝日が差し込んでいて明るく
- 一人の戦士は床に寝転んで睡眠を取り
- 一人の戦士は入り口に立ち
- 物静かな男は母によりそい
- そして母は、中央にゆったりと座っていました
- 戦士はあなたたち二人を見ると、「母にお話を」と告げます
- んでまあ
- サキーラと出会うわけですが
- 隣の男が、自己紹介を求めてきます
- モーフ
- モーフは「隣村から来てこの村に厄介になっているモーフと言う者だ」と言います。
- GM
- ラパウは、オウムがないことを理由に、自己紹介をモーフに頼む旨を部族の言葉で。
- そのほうが、自分がしゃべらない理由ができるだろうとのことです。
- モーフ
- そっか。とうなずいて「こちらはこの村で自警団の長を務めるラパウだ」と。
- GM
- ところが
- サキーラはラパウの名にさほどの興味を示さず
- モーフのほうを黙ってじっと見つめている
- モーフ
- なんだろう?
- GM(サキーラ)
- 「ジーメンス?」
- モーフ
- 驚きます。そして首を大きく横に振る。
- GM
- サキーラはないちゃった
- 目から涙があふれ
- 地面にひれ伏します
- そして、体を震わせて
- なんかわびてる
- ラパウはただただとまどうばかり
- モーフ
- 「ジーメンスは父です。何か知っているのか?」とあわてて聞きます。
- GM(サキーラ)
- 「このサキーラがついていながら、お前の父を守ってやることができなかった・・・」
- GM
- 周りの猛虎の民はなんかびっくりして寄り添ってきます
- 「母さん大丈夫」とか言う
- モーフ
- 「父はどうなったんですか?」と詰め寄る。
- GM(サキーラ)
- 「あの時、あの村は戦場にはならぬはずだった…ジーメンスは村を守り、その後のことはわからぬ。しかし多くのものが死んだ。お前が生きていようなどと、思いもよらなかった・・・本当に」
- と、なきながら両手をつかんでいいます
- 「良く似ている。私は何かあったときは、お前を守るようにもいわれていた。
- 出会えたことを、バルバスさまに感謝しよう」
- モーフ
- モーフはあまりの展開に唖然としてしまってます。
- 「村を襲ったのはあんた達だったのか」
- GM(サキーラ)
- 「何を言われるか…いや、あるいはそうかもしれぬ
- 私たちはお前の村の周囲を守る密林の守護者だったのだ。そして、ジーメンスの村は、あのフェネスとの争いの地から離れたところにあった。だが・・・
- 彼らは、お前たちの村を見つけ出したのだ。 なぜそうなったのかはわからぬ。ただしかし、我々には油断があった。遠い沈黙の民の村が襲われようはずがないと、そう思っていた・・」
- GM
- ぜいぜいと呼吸が荒くなります
- モーフ
- 「村を襲ったのは銀狼の民だと?」
- GM(サキーラ)
- 「フェネス、ブルーザ、ルーミス、神獣王の他にもフォルティノや、シルヴァリ・・・さまざまなものたちがベルディアに訪れた。そうして、スマーシュはベルディアを裏切った。その、部族なき部族たちの軍が、お前の村を襲ったのだ。」
- モーフ
- 「信じられない。」と呟きます。
- GM(サキーラ)
- 「復讐のときがきたのだ。お前にも、私にも。
- 私の復讐は…ジーメンスに代わり、モーフ、お前を正しく導くことだ。沈黙の民を導くものとして、新しきベルディアの守護者として・・・」
- GM
- みんな泣いちゃった
- ディアン
- ラパウは……
- GM
- ラパウは周囲をきょろきょろとしている。
- モーフ
- 「沈黙の民を導くもの、か」と独り言。
- GM(サキーラ)
- 「お前の許しがほしい.。
- そして、共に侵入者を討つのだ」
- モーフ
- 「村が襲われたのは、力が無かったからだ。」とモーフは話します。
- 「自らに力が無かったからだ。
- 村の外に守護者を求めたから、そうなった。」
- GM(サキーラ)
- 「お前はジーメンスの子。誰よりもベルディアのことを、村のことを、お前のことを考えていた。その力が、今お前にはあるのだよ」
- GM
- すがるような顔で。
- モーフ
- モーフは「我々は沈黙の民だ。」と言います。
- 「他の民を傷付けるような真似はしたくない」
- GM(サキーラ)
- 「父のことを思い出せ……ジーメンスは強かった。だがそれでも、村を守るために、私たちの力を必要としたのだ。言葉だけでは、民は守れんのだ…」
- モーフ
- 「ラパウの指揮する自警団が、その答えになると、今、自分は信じている」とモーフが言ってみよう
- GM
- ラパウは驚いた顔をしてモーフを見る
- サキーラは
- GM(サキーラ)
- 「長らく続いてきたベルディア人の協力を離れるというのか!」
- GM
- タイガーロアー
- 抵抗してちょ
- ラパウもする……腰が抜けた
- モーフ
- 緊張する
- ……失敗。
- 集中力も使って見ていい?
- GM
- いいよ〜
- モーフ
- ……結局失敗してしまった。
- ということで腰が抜けました。
- GM
- ラパウはおびえながら
- 「ありがとう・・・」と言葉を搾り出す。
- 普通の言葉でね
- モーフ
- モーフはラパウを見て微笑む。
- GM
- サキーラは、謝るよ
- GM(サキーラ)
- 「モーフ、お前をおびえさせるつもりはなかった。わかっておくれ」
- モーフ
- ぐっと唇を引き締めて睨んでいます。
- GM(サキーラ)
- 「私のおろかさが、大事な再会を無駄にしてしまった。今日のところはこれ以上、私は何を言ってもわかってもらえぬだろう。我々は、またよそ者を探すことにする。そうしたら、また訪れることにしよう。ゆっくりと話がしたいのだ」
- GM
- 猛虎の民の若者たちは手早く荷物をまとめはじめる
- モーフ
- モーフは黙って見送っています。
- GM
- じゃあそんなおり
- 他の人々が村に到着する
次のシーンに進む
ホーム>物語