シーン11:ラパウの心
- GM
- じゃあ続き
- フレンは、仲間を集めた。
- フレン
- ディアンにかくかくしかじかするよ
- 猛虎の民が4人いたのと
- 武器は持ってたのと
- 見張りを立てて休憩していたのと
- 村からの距離と
- あと、それとは別に一人ふらついていた事を伝えます
- GM
- モーフは、銀色のオオカミを見た
- モーフ
- とりあえず、モーフはビックリした。
- ディアン
- 説明しないといかんな
- 「さっき、言った、仲間」
- モーフ
- 「・・・すごい仲間がいるんだな」とお約束をいう
- ディアン
- 「俺を育ててくれた、親のようなものだ」
- モーフ
- 「父か、」と遠い空を見る。
- GM
- 空は若干白くなってきた
- チロヌプ
- 「わたしたちでやっつけよう。奇襲を仕掛けられれば、いくら相手が猛虎の民でも、勝ち目はある」
- 「そしてあの村長の鼻を明かしてやるのよ!」
- 横で盛り上がってます
- ディアン
- ディアンは武器を持った猛虎の民が4人と言って、銀狼から伝わったことをそのまま言うのだけど
- モーフ
- 「でも、猛虎の民と言っても敵とは限らないのでは」と。
- チロヌプ
- 「確かに村長は、そんなこと言っていたけど…」
- ディアン
- 差し迫った状況ではないとディアンは認識してると思うのだけど
- 「村に伝えた方がいいと思うが」
- チロヌプ
- 「わたしたちが黙って村にいたことも知れてしまう」
- ディアン
- 「それもそうか」
- チロヌプ
- 「明日の朝にでも、ラパウにだけ知らせるのがいいんじゃないの」
- と不満げだけど一瞬だけ期待するような目をモーフに向けた
- モーフなら泊ってても問題ないんで
- モーフ
- 「そういえばラパウはどこに行ったんだ?」
- ディアン
- なんかうろついてる人の話もしたですよ
- モーフ
- 「それがラパウだったに違いない。もう家に帰っているのかな?」
- ディアン
- 「会ったのは、ついさっきだ」
- 方向も示す
- チロヌプ
- 「ラパウは帰りもしないでなんでそんな所に?」
- ディアン
- 「何か探してる様子だったようだ」
- モーフ
- 「とりあえず、そっちに向かったほうが良いのでは?」
- チロヌプ
- 「まあ、猛虎の民と会うよりはましかもね」
- GM
- 向かうですか
- ディアン
- フレンに案内頼むよ
- GM
- ういうい
- ディアン
- 「案内してもらえるって」
- GM
- すぐに見つかります
- 少し疲れたような顔で一人の若者が、そこらに腰掛けてる
- モーフ
- 「アンペリアは見つかったのか?」とクロを通して声を掛ける。
- GM
- じゃあ驚いて見上げる
- そしてモーフであるとわかると目を閉じてゆっくりと首を振った
- チロヌプ
- ううむ
- 僕は隠れていますよー
- ディアン
- 銀狼に従えられてモーフのそばにいるよ
- チロヌプ
- まじ?
- 僕だけ隠れてるのもなんなので出て行きました
- モーフ
- モーフはうなずいて、ラパウの肩を叩く。
- GM
- なんか相当落胆してますね
- ディアン
- あのオウムは見かけなかったのかとフレンに聞いてみよう
- GM
- それらしいにおいはしませんでした
- ディアン
- じゃあなにもいわない
- GM
- ラパウは「どうしてここに?」と部族の言葉でモーフに
- モーフ
- 「猛虎の民がうろついているようなのだ。何か知らないか?」と聞き返しましょう。
- GM
- じゃあしまったという顔をします
- モーフ
- 「何か知ってるのか?」と問い詰める。
- GM
- 要点だけ
- ・猛虎の民はベルディアをパトロールしている
- ・結果的に沈黙の民の村は守られていて、訪れたらねぎらうというある種の信頼関係にある
- ・だから、その定期的に現れる一団だろう
- ・このタイミングで旅人を泊めたのは失策だった。どうしよう
- 以上
- ディアン
- 追い出されそうだなこれは
- チロヌプ
- 獣の牙みたいだ
- GM
- なんか申し訳なさそうな顔でディアンとチロヌプを見るね。ラパウは
- モーフには、「アンペリアがいてくれれば……」とつぶやいてため息を
- ディアン
- どうする、とチロヌプに視線を向けまーす
- チロヌプ
- 「このまま出て行くのが得策でしょうね」
- ディアン
- 「荷物ぐらい、取りに戻るべきではないか」
- チロヌプ
- 「それならわたしが一人で行くよ。姿消しの魔法が使えるから」
- 10ラウンドだった
- ディアン
- 「おまえは双面の民、猛虎の民にも怪しまれないだろう」
- チロヌプ
- 「夜中に荷物を抱えて村の中を歩く双面の民が? 怪しくない?」
- ディアン
- 怪しすぎる!
- 「ばれそうなら残ってもいいぞ」
- チロヌプ
- アントームは結局残っているんですか
- GM
- いるよ
- チロヌプ
- よかった。
- 持ってくるような荷物なんてありましたっけ。
- ディアン
- ええと
- 別に何もないか
- じゃあ出て行くのもありですな
- チロヌプに同意しよう
- GM
- ラパウは困ってる。
- 一瞬だけディアンたちにすがるような顔を見せたけど、すぐにあきらめたようにうなだれた
- ディアン
- え、俺らか
- チロヌプ
- 「そういうわけで、邪魔にならないうちに逃げようと思うんだけど・・・ごめんなさいね、何のお礼もできず」
- 「何かあれば、いってくれれば、あとででも恩返しをするのだけど」
- GM
- あー
- モーフ
- 「何か言いたい事があるのか?」とモーフは聞く。
- GM
- 「いや」
- 「すまなかった」
- と二言だけ、ラパウは自分で言った
- ディアン
- 「おまえ、口がきけたのか」
- まだ勘違いしていた
- チロヌプ
- 仰天した
- 「そんな……あなたが気に病むようなことじゃない。気にしないで」
- モーフ
- 「クロを貸してもいいぞ」と言って見る。
- GM
- じゃあラパウは少し悩んでクロを見た
- それからクロはうなずいた
- GM(ラパウ)
- 「俺は、自分の村を自分で守りたかったんだ」と
- 「俺の親父は、魔法使いだった。
- 文字を書いた、本というものを持っているのは、村でも親父だけだった
- 親父は、わずかな機会を使って本を集めて、大事にしていたんだ。
- 獣の牙の話を始めて聞いたのも、親父からだった。
- 自分たちの力で、自分たちの場所を守っていく時代が来たと思ったんだ
- そして、アンペリアとであったんだ。
- アンペリアは、親父みたいだった。
- アンペリアがいれば、何かできるかもしれないと、思った。
- そこに、あんたたちがきたんだ。
- そして、今、あんたたちは去ってしまうんだ。
- 周期で決められたとおりなんだ。なにもかも」
- といった。
- ディアン
- 「周期の時代は、もう終わったぞ」
- チロヌプ
- ディアンの足を踏むぜ
- ディアン
- 「痛い!」
- GM(ラパウ)
- 「止める理由は何もないんだ。また、来てくれともいえない。さようならだ。」
- チロヌプ
- 「じぶんたちの力で、村を守ると言うのなら、確かに、わたしたちはいない方がいいかもね」
- GM(ラパウ)
- 「違うんだ! そういう人たちがいると・・・みんなにも信じてもらいたかった・・・」
- って自分で言った。
- チロヌプ
- ああなるほど
- 「駄目だよ、わたしたちは部族が違うんだから、従っている教えが違うんだから」と言ってラパウを見て、モーフを見た。
- 「あなたが自分でその道を見せないと、誰も信じてくれないんじゃないの」
- 「自分の言葉があるなら自分ではなすべきよ」って
- GM(ラパウ)
- 「でもあんたらは、獣の牙についたんだろう」ってクロが
- GM
- さあてどうするかね
- モーフ
- 困ってますね。モーフは。
- チロヌプ
- 自分で何とかしようと思っているなら手伝おうかと思ったけど、最初から手をかすのは嫌だなあという感じ
- ディアン
- 訓練してたじゃないか
- チロヌプ
- ふむ・・・
- ディアン
- 獣の牙を作って自分たちの力で守った人
- という扱いをされてるの?
- GM
- 獣の牙を作ったのもそうですけど
- スマーシュはベルディアから離れたって言うのも一つ争点で
- あと、そういううわさに聞く獣の牙の伝説的側面にあこがれている
- この3点がいりまじって、ラパウは自分でも整理できてない。
- チロヌプ
- 具体的に、自分たちで自分達を守る、ってことを示すのに何をするのか気になりますね。
- 猛虎の使節団に「もう来なくていいから」とかいうのかな。
- GM
- そこは適当に考えてくれ
- チロヌプ
- ラパウに具体的な考えがあるわけじゃないんですね
- GM
- さあね
- ディアン
- うーん、何を言ってやれるかなあ
- チロヌプ
- まあとりあえず、この場での我々の身の振り方を考えませんか。
- 出ていくのか残るのか。
- ディアン
- 俺らはいったん去るでいいのかな
- チロヌプ
- ディアンがいいならそれで。
- モーフ
- まあ、モーフはとりあえず居残るだろうなぁ
- ディアン
- いったん去るなら、猛虎の民が村に着いたのを見計らって何食わぬ顔で
- GM
- ふむ
- ディアン
- 「ラパウ、おまえ、村で俺たちが猛虎の民に見とがめられたとして、実際にどうするつもりだ?」
- GM(ラパウ)
- 「わからない……アンペリアがいないと、俺はどうしていいのか!」
- ディアン
- 「行こう、チロヌプ、アントーム。ここに残れば、迷惑をかける」
- チロヌプ
- 「おや、ディアンが主体的なんて珍しい」なんていいながらもついて行きます
- ディアン
- 「世話になった」
- GM(ラパウ)
- 泣き崩れます
- 「すまない・・すまない」と泣きながら言った
- モーフ
- ええと、「では俺達は、今夜は二人でアンペリアを探そう。」と部族の言葉で言おうか。
- 「クロ、お前は何も知らないよな、」と独り言を思わず自分の口で。
- GM
- クロは白い空を見上げた
- そこにはオウム座の星星が…
- 続く!
- モーフ
- どうなるんだろう
- GM
- 次回予告
- その女はモーフの姿を見ると
- 驚き、ひどく懐かしそうな表情を浮かべた
- そして、地面に体を投げ出し、深々と地に頭をつけた…
- そのとき、ベルディアに楽園の風が吹いたという
- 終わり
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