シーン4:非死者の襲撃
- GM
- ほいでは皆さん知覚判定をしてください。
- ディアン
- 成功
- ルシティカ
- ああん、失敗した〜。
- アントーム
- 成功
- ディアン
- フレンはたぶん村には入ってきてないと思われる
- GM
- じゃあアントームとディアンは、異様な雰囲気に目を覚ます。
- 背筋の凍るような感覚です。
- 雰囲気というか、胸騒ぎみたいな。
- ディアン
- 周りの人間を起こす
- ようなレベルじゃないか
- ルシティカ
- もしかして、やばげ?
- GM
- いや、起こしたほうがいいでしょうね。
- アントーム
- チロヌプも起こすか
- ディアン
- ならおこすよ
- アントーム
- 「牙の部族はいつでも戦えるようになっている」とまたいった
- GM
- 起こして洞穴から出るとですね、チロヌプがすぐに声を上げます。
- GM(チロヌプ)
- 「あっち、負のオーラが!」
- GM
- 起こして洞穴から出るとですね、チロヌプがすぐに声を上げます。
- と、集落の外側を。
- ディアン
- 負
- きいろ?
- ルシティカ
- アンデット系?
- GM
- 確かそうでしたね。<黄色
- GM(ルシティカ)
- 「何あの数……」
- ディアン
- フレンは起きてるかのぅ「起きてる?」と心話届くだろか
- GM
- フレンか・・・・・
- 気付いてアンデッド勢をパスしていました
- ディアン
- おおう
- GM
- 数が多いことは教えてくれます。
- ディアン
- 修行か
- GM
- じっと待っているなら、そのうちうぉぉうぉぉという呻き声が届いてきます。
- アントーム
- じゃ槍もって飛び出すけど
- 槍ってきかないとかあったっけか
- GM
- アントームはそういうの知らないです。
- アントーム
- そうか
- ルシティカ
- 一直線に固まってるなら、〈スーパーソニック〉で一網打尽なんだけどなぁ……。
- ディアン
- 武器持ってはしろう
- ルシティカ
- 後ろからついていこう。とりあえず気になるし。
- GM
- ふむ
- 集落の、反対側のはずれから悲鳴が聞こえますよ。
- アントームには分かるんですが
- あの愛する二人の女の方っぽい。
- ディアン
- 反対側って陽動っすか
- アントーム
- 「リュティークは戦いは教えているのか?」ときくぜ
- GM
- 見えるほどせまかないですはい。
- お。いいセリフ
- ルシティカ
- それじゃあ、〈スワローウイング〉を出しておこう。
- 「戦いは望むべきものではありません。ですが、戦う術がないわけではありません」
- と、答えます。マーファの従属神らしいので、リュティーク。
- アントーム
- 「じゃあここはまかせたぜ。俺は裏に!」
- ディアン
- レベル1を一人で行かせるのは怖いな……
- アントーム
- やばかったら逃げるよ
- ルシティカ
- 人間×3だから、あっち行ったりこっち行ったりもできるけど……。
- GM
- そうですね<あっち行ったりこっち行ったり。
- 女の悲鳴で、集落の人間もぼらぼら置き始めますね。
- ディアン
- ふむー
- アントーム
- じゃお任せしたほうがいいかな? しかし愛する二人を見てしまった以上俺がいくか・・・
- ディアン
- まあディアンはとりあえず近い方を
- GM
- ディアンは、近くのアンデッドの所に行くんですよね。
- で、アントームは反対側?
- アントーム
- 愛する二人を助けるよ
- GM
- ルシティカはどうします?
- ルシティカ
- じゃ、悲鳴のほうに行ったほうがいいかな? 足が速いし。
- アントーム
- お、ディアン頑張れ
- ディアン
- チロヌプがいるよ
- アントーム
- そうだ
- 無問題
- ルシティカ
- 気合で。
- GM
- じゃあディアン&チロヌプ
- アンデッドは十対以上いるので全部は止められません。
- ディアン
- おおいなあ
- GM
- あなた方を通り過ぎて集落へ。
- ルシティカ
- 本当に多いねぇ
- ディアン
- 俺銀狼の獣人ジャン
- 吠えるよ吠える
- 〈ワーニングハウル〉
- あおーん
- ルシティカ
- しかし、意味がわかるのは銀狼の民だけ!
- GM
- 銀狼の部族じゃないと分からない……
- ディアン
- がっくり
- ルシティカ
- 大きい声ではあると思うけど
- ディアン
- まあ音が聞こえればいいです
- GM
- 吠え声は大きいので、皆飛び起きますよ。
- ディアン
- しかし、どうするかねこれ
- GM
- チロヌプは……
- スネアで時間を稼ぐか。
- ディアン
- 出てきたのは何?
- GM
- 近付くとわかりますが、死体が動いている感じ。
- ディアンとチロヌプで3対を相手にしてください。
- さて、集落の反対側。
- まずルシティカが先に空を飛んでいくと
- ルシティカ
- 飛んでいくと?
- GM
- 既に愛し合う二人は動く死体と接触していました。
- 必死にかわしていますが、殴られています。
- ルシティカ
- はっ、〈スーパーソニック〉を使ったら巻き込んでしまう。
- じゃあ、クロスボウで撃つ。って、撃ったら愛し合う二人に当たる?
- GM
- 当たりませんよ。
- さてディアン&チロヌプ
- イニシアティブを
- ディアン
- 1d10
- ラーダ
- Dian > 7
- ディアン
- ハンドアックスでチロヌプをかばいながら戦うつもりです
- GM
- そっちから。
- ラーダ
- 二手に分かれたキャラクター達はそれぞれ三対の非死者を相手にしました。チロヌプは〈ウィル・オー・ウィスプ〉を使うことで夜闇を払いますが、ルシティカとアントームの側は暗さのために攻撃にペナルティを受けてしまいます。
- 本来互角よりは有利に戦える筈の相手ですが、ダイス目のせいで中々思うようにいかず、戦闘は長引きます。アントームが集落の反対側に到着して愛し合う二人が逃げると、ルシティカは彼を巻き込みながら〈スーパーソニック〉を使わざるを得ないほど、その非死者はしぶとく倒れません。一方ディアン達の方もウィル・オー・ウィスプが消え、ディアンも瀕死の状態に。
- ディアン
- 「俺、倒れたら、チロヌプ、逃げろ」
- とだけは言っておくぜ
- ラーダ
- しかしシシャキキが彼等の援護に入り、銀狼のフレンも助けに入ることで何とか戦況を持ち直します。頭数が増えたのを受けて、生命力に不安のあるチロヌプはシシャキキの母親を安全な場所に移す為に戦線離脱しました。シシャキキは2レベルのファイター、それもビーストマスターなだけあって善戦します。
- GM(シシャキキ)
- 「俺が食い止めるから、母さんを逃がして」と。
- ルシティカ
- 男の子だねぇ。
- ディアン
- きっついな
- GM(チロヌプ)
- 「そういうことなら……」
- ディアン
- 「食い止めるよりは、逃げて、引きつけろ」
- と言っておく
- ラーダ
- ……という場面もありました。
- 問題はルシティカ&アントーム組です。攻撃がアントームに集中するのは苦しいので〈スーパーソニック〉を使い切ったルシティカは地面に降りて来ますが、それでも苦しく、とうとう、アントームが非死者の爪に倒れます。
- GM
- 生きています?
- 死んでいます?
- アントーム
- −10かな
- GM
- マイナス分は関係なく、抵抗力で生死判定です。
- アントーム
- 1d100
- ラーダ
- Unt'orm > 70
- アントーム
- 死んだ
- GM
- あーあ・・・
- まじか・・・
- アントーム
- まあ致し方ないな
- ルシティカ
- いや、集中力は使えますよ!
- ディアン
- 残してる?
- アントーム
- レベル1につき…
- ルシティカ
- 残っていれば……。
- ラーダ
- 飛べるのだからその時点ですぐに逃げればいいものを、ルシティカは「知り合いが隣で倒れているので、ここは引けません。」と留まって非死者を相手取ります。見上げた義理堅さですね。一応それまでダメージを受けていないから時間だけは稼ぐことができ、一足先に敵を倒したフレンと〈ウルフウォーク〉を使ったディアンが駆け付けます。こうなっては一体しか残らない非死者に勝ち目は無く、ようやく長い、長い戦いにキャラクター達は終止符を打つことができました。
- 一人、戦死者を出しての勝利ですが……。
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