シーン3:孤高の部族の集落
- GM
- じゃあ遺体を野ざらしにして、弓と耳飾り持って、またフォルティノを追い掛けて行くと
- 一つの集落に出ます
- アントーム
- 匂いは
- GM
- 無機質な匂いがします。
- 小さな岩山が林立していて、その岩壁をくりぬいて洞穴が幾つもあるところです。
- ディアン
- そのへんに人いるの?
- GM
- でもみんな、開けた所にわいわい集まって何か議論しています。その中心には少年がいて、
- その傍らに性別不詳のルシティカもいます。
- 「今日も見付けられなかったなー」という話をしています。
- アントーム
- 「何か居心地の悪いところだな」とディアンに言おう
- ディアン
- 森を切り開いたりしてる訳じゃないなら
- 「俺は、別に、気にならない」 かな
- GM
- まあ人が来たので、二人そっちにきますよ。>アントームたち
- アントーム
- 笑顔を作るか
- 「やあ、俺は牙の部族のアントームだ。旅をしてきた。ここらはいいところだな」
- GM(男)
- 初老の男の人二人です。「本当かい? そいつはうれしいな。
- 旅の人かね? 突然で悪いんだが、ちょっと聞きたいことが」
- ディアン
- 「聞きたいこと、こっちにも、ある」
- GM(男)
- 「これこれの容姿の男を見なかったか。今どこに行ったか分からなくて……」
- さっきの死体と合致する容姿です。
- ディアン
- うんうん
- アントーム
- じゃアレだすか
- ディアン
- 出してくれい
- アントーム
- 「泉のそばに、男が一人倒れていた。そいつのことでなければいいが…」
- ディアン
- 「ヒオナデというのは、その男か?」
- GM(男)
- 「何、どこだ!? 明日にも確認に……今なんて?」
- ディアン
- 弓を見せるか
- 「その男、持っていた」
- GM
- 「ああ……」と、一人は唸ります。
- もう一人は「ヒオナデが見付かったぞ!」と、広場の真ん中の集団に。
- ルシティカ
- 状況が動いてますねぇ……隅っこのほうで見学していよう。
- GM
- ルシティカにも聞こえます。
- ルシティカ
- そういえば、探している人の名前聞いてなかったな。
- GM
- ああ、聞いていていいですよ。ヒオナデです。
- 皆アントームを取り囲むんですが
- シシャキキ少年はその場にがっくりと座り込んでしまいます。
- アントーム
- とりかこまれた
- ルシティカ
- 「ひよなで……?(ぼそっと)」
- ディアン
- とんだ凶報を持ち込んでしまったなあ
- アントーム
- 「すまない。出合ったときには既に。」
- GM
- ルシティカの言葉に反応したのかシシャキキは「父さん・・・」と呟きます。
- アントームとディアンは、遺体を見つけた時のことを根掘り葉掘り聞かれますよ。
- ルシティカ
- 「お父さん、旅路を終えたんだね……」
- GM(シシャキキ)
- 「旅路……?」
- ルシティカ
- 「リュティークの教え。人の人生は旅に喩えられる」
- GM(シシャキキ)
- 「ありがとう、姉ちゃん。でも、周期はもう無いんだ」
- ディアン
- ああ、つらい話だ
- アントーム
- じゃあそれとなく関係者を探すか
- いろいろ応えながら。
- GM
- 向こうでくず折れている少年は露骨に関係者でしょうね。その傍らに男とも女ともつかない人がいます。>アントーム
- アントーム
- じゃディアンに目で合図するか
- ディアン
- 合図された
- あの目をかたどった耳飾りはどうすんの
- アントーム
- 子どもにわたすか
- 「あの子は、息子さんかな。」
- GM(集落の人)
- 「え? ああ、シシャキキだな。そうだよ。可哀そうに……
- 今夜は派手に弔ってやらなくちゃな・・・」
- ルシティカ
- シシャキキ君の傍らで黙ってお祈りしていましょう。
- ディアン
- 近寄ろうかね、子供に
- アントーム
- じゃ一緒に
- ディアン
- こどもこっち向いてる?
- GM
- いや
- 地面とルシティカの間辺りを
- ディアン
- じゃあ、ぽんと肩を
- GM
- びくっとしてからゆっくりと顔を上げますよ。
- 必死で涙をこらえているみたいです。
- ディアン
- 弓を見せる
- 「受け取れ……。彼の、生きた証だ」
- アントーム
- よし
- GM
- それを受け取って、じっと見つめて
- 突然駆け出しますよ。
- アントーム
- おお
- GM
- 男の子であった経験のあるキャラクターは、
- 涙を見せたくないんじゃないかと推測できます。
- ルシティカ
- のぉ〜
- アントーム
- 涙を見にいくか
- ルシティカ
- じゃあ、走って追いかけよう
- ディアン
- ついて行かない
- GM
- 彼は集落の外れにある洞穴に入って行きます。
- アントーム
- じゃああきらめて3人で話すか…
- GM
- ルシティカだけ追いかけるということで?
- ルシティカ
- とりあえず、洞窟の前までは行きますけど……もう暗くなるんですか?
- GM
- そうですね。でも大きな焚き火がたかれます。
- アントーム
- おお、火だ
- ルシティカ
- キャンプファイヤーだ。マイムマイム踊ろう
- GM
- 残った人にはわかりますが、葬式の準備らしく。
- ルシティカ
- ああ、残ってない。洞窟の前です
- アントーム
- おお、いいねえ
- GM
- ほいほい
- 堂々と行きます?こっそり聞き耳?
- ルシティカ
- とりあえず洞窟の前で待機かな。聞き耳はしましょう!
- GM
- はい
- 当然のように彼の甲高い泣き声が聞こえてきます。
- そして、それを慰める低めの女性の声も。
- ルシティカ
- まあ、振るまでもなく聞こえますか
- って、女性誰っ!
- GM
- その辺注意して聞くと分かりますが
- とか言うわけも無く
- お母さんぽいですね。
- アントーム
- 洞窟にすんでるのか
- GM
- そです
- ルシティカ
- ってことは、その洞窟が家? 不思議な習慣だ。
- ディアン
- しかも集落の外か……
- GM
- 外じゃないですよ。
- 外側なだけで
- ディアン
- ありゃ?
- ああなるほど
- ルシティカ
- 村はずれの洞窟がし……少年の家なんだ。
- GM
- ルシティカがずっと聞いていると
- やがて泣く役と慰める役が交代します。
- そして
- GM(母)
- 「そうだ、その弓を見付けてくれた人にお礼を言わないと。呼んで来てくれるかい?」
- GM(シシャキキ)
- 「うん、分かった」
- GM
- とかいってますけど
- ルシティカ
- 見つけた人じゃないからなぁ、洞窟の入り口の横に立ってよう。
- GM
- じゃあルシティカの姿を認めてあっという顔をします。
- で、恥ずかしそうに「……聞いてたの?」
- ルシティカ
- 「いやまあ……誰だって、身内が亡くなればさびしいよ」
- GM(シシャキキ)
- 「ありがとう。俺、あの人達呼びに行かないと」
- ルシティカ
- 「うん、そうだね」
- では、少年についていきます。
- GM
- ルシティカはじゃあ、皆えらいご馳走とか人か準備しているのが分かります。
- アントーム
- 取調べを受けています
- GM
- そうですね。でも、シシャキキが近付くと、空気を読んで取調べ人は離れますよ。
- ルシティカ
- うっ、ご馳走……。
- くぅ、ご馳走……。
- GM(シシャキキ)
- シシャキキ「あの、こっち来てもらえる? 母さんがお礼を言いたいって。俺もまだだったね。父さんを見付けてやってくれて、ありがとう。」
- アントーム
- どんなメニュー
- ルシティカ
- 孤高の民だから、山羊肉とか……?
- GM
- 野鳥に、自生能力の強い野草に、塩を沢山掛ける、みたいな。
- アントーム
- 俺も呼ばれる?
- GM
- 呼ばれてる
- みんな
- ディアン
- じゃあいく
- アントーム
- 「君のお母さんが?」と聞くけどまあいくよ
- ルシティカ
- わたしも呼ばれてるのかな? 微妙な立場だからなぁ
- アントーム
- いきましょう
- GM(シシャキキ)
- 「うん。ごめんね。歩けないんだ」
- ディアン
- 新事実
- ルシティカ
- 体が悪いのかぁ。それは大変だ。
- GM(シシャキキ)
- 「姉ちゃんも行かない? 真っ先に、父さんのこと、祈ってくれたし。母さんも喜ぶと思うんだ。」
- ルシティカ
- 「そうだね、何もできなかったけど……行こう」
- GM
- じゃあ皆で行きました。
- お母さんは、羽毛をネットでくるんだ布団の上に横になっていて、上半身を起こして挨拶します。
- ロヌジと名乗って、お礼を言いますよ。
- PC同士の自己紹介もこの場面で兼ねましょう。
- ルシティカ
- 「わたしは、旅立ちの民。瑠璃色の尾長燕リュティークに仕えるルシティカと申します」と、優雅にお辞儀しましょう。
- GM
- ロヌジはちょっと戸惑った顔をしますが、一応「ありがとう」と。>ルシティカ
- アントーム
- 「牙のアントームだ。ディアンやチロヌプと旅をしてきた。」
- GM(ロヌジ)
- 「そう。その旅のお陰で、夫が見付かったのですね。ありがとうございます。」
- ディアン
- 「銀狼の民、ディアンだ。
- 旅人として、当然のこと、しただけ。礼は、いらない」
- GM(チロヌプ)
- 「双面のチロヌプよ。わたしも別にお礼を言われるようなことはしていないけど……」
- ディアン
- リュティークの従者の前で言うのも厚かましい話だなあ
- アントーム
- いいよ、しらないんだろ
- 「リュティーク? それは神獣…なのか?」
- ルシティカ
- 「ええ、神獣です。わたしもあなた方と同じ神獣の民ですよ。ディアンさん」
- いやぁ、旅人として当然なんて言ってもらえて本意ですね
- アントーム
- 「初めて聞いた。リュティークの民も獣の牙などに身を寄せてたりするのか? どこに住んでいるんだ?」と興味本位で
- ルシティカ
- 「わたしたちは旅をする者、この大地すべてが住まいです。アントームさん」
- アントーム
- 「そいつは壮大だ! 旅をしているのか。リュティークは旅をしている俺たちも歓迎してくれるだろうか?」
- ルシティカ
- 「もちろんです」
- と、いうわけで自己紹介終了?
- ディアン
- フレンのことを紹介しないといけないか……
- アントーム
- そうして
- GM
- ここにはきていませんが。
- ディアン
- 「もう一人、俺の、親代わり、いる」
- ルシティカ
- 「そうなんですか」と、納得。
- アントーム
- ほんで
- GM
- じゃ、ロヌジが口を開く。「あの……それは?」と、ええと、アントームでしたっけ? 耳飾りを指差していますよ。
- アントーム
- 「これはヒオナデが身に付けていたものだ。
- 誰か、彼のことを知るものに託そうと思ってもってきた。」
- ルシティカ
- 目ん玉耳飾りだっけ?
- アントーム
- うん
- GM
- ロヌジ「ちょっとよろしいですか?」と手を差し伸べます。
- アントーム
- 「正しいものに渡すことができてよかった。」
- GM
- ロヌジはアントームの声も聞こえないかのように、まじまじとそれを見ています。
- アントーム
- ふむり
- ルシティカ
- 実は、ヒオナデの持ち物じゃなかった?
- GM(ロヌジ)
- 「これは、確かに夫の物でした。」と言って、シシャキキに渡しました。
- 「そろそろ、夫の魂をフーズィーに委ねる儀式が始まると思います。わたしはここにいるしかないんですけど、皆さんも一緒に弔ってやってもらえませんか?」
- まあつまり葬式です。
- アントーム
- 「かまわない」
- GM(ロヌジ)
- 「本当? ありがとう。」と彼女は笑いますが、どこか力なく。
- ディアン
- むう
- ルシティカ
- 元気を出してください……とは、言いにくいよなぁ。
- GM
- じゃあルシティカの逡巡を察したように「大丈夫ですよ。わたしはこう見えても、体の代わりに心を育ててきたのだから」
- とロヌジが
- 「それに、子供がいると、女は強くなるものです」
- ルシティカ
- 「そう、ですね……」
- GM
- さて。皆さんその家を出るということでいいですかー?
- GM
- 葬式は、あまり木の生えないこの辺では貴重なまきを盛大に燃やすことから始まります。
- それから大きな鷲を火にくべ、
- ヒオナデの名を呼ばわって
- 魂が巧く次の周期に向かうよう、
- 皆で歌います。
- これは周期があった頃の習慣なんでしょうね。
- ルシティカ
- 習慣はそうそう変えられませんからねぇ。
- GM
- そしていよいよ踊りが始まり
- 無邪気な子供は喜んで踊ったりしています。
- ディアン
- お、銀狼ダンスで混ざるよ
- GM
- 大人も、精一杯励ますように。
- 元気に
- ディアン
- 決まった踊りなら混ざれないか
- ルシティカ
- 〈フルドレス〉で服装を彼らの正装に変えておこう。
- GM
- おうおう
- ルシティカ
- 微妙なタレントが多いんだよなぁ、リュティーク。眠らずに旅ができますとか
- GM
- シシャキキが驚いて目を丸くしています。
- GM(シシャキキ)
- 「どうしたの、それ?」
- ルシティカ
- 「旅人の嗜みだよ」フフフと微笑を浮かべよう
- GM(シシャキキ)
- 「姉ちゃん、この集落住みなよ」とかいってる
- ルシティカ
- 「ん〜、それはできないなぁ」
- GM(シシャキキ)
- 「なんで? そんなにうまく、ここの格好ができるなら、皆受け入れてくれるよ!」
- ルシティカ
- 「わたしは旅立ちの民だから。旅をしてないとだめなんだよ」
- GM(シシャキキ)
- 「えー? やめたらどうなるの?」
- ルシティカ
- 「やめると……ん〜、わかんないな。でも、わたしは旅をしたいの」
- GM(シシャキキ)
- 「そうか……じゃあ、またここに来てよね」
- ルシティカ
- 「そうだね、道が交わればまたきっと会えるよ」
- GM(シシャキキ)
- 「道が交われば……よく分かんないけど、また会えるってことだよね」
- アントーム
- ふむり
- ルシティカ
- 「そうだね」
- GM
- シシャキキは「じゃあいいや!」と言って、あとは貴方の手をとって、唄いながら踊り続けます。
- ルシティカ
- 踊ります。
- GM
- アントームとディアンは、どうしてますか
- アントーム
- 子どもと遊ぶぜ
- 「石のかずはいくつ?」
- GM
- 子供「石の数は、いつだって二つさ! どうしてか分かるかい?」
- アントーム
- じゃあ持ってた二つの石を砕いてたくさんにする
- 「俺の勝ちだ」
- GM
- 子供たちはげらげら笑っています。
- 「フォルティノの目がアルゴスの目になったー」
- ディアン
- 銀狼ダンス……しながら周り見るかのぅ
- 母親どうしてる?
- GM
- 母親は家から出ません。
- ディアン
- でれないか
- 特に何をするというのはあんまりないけど
- GM
- じゃあそうだなあ。
- ディアンに近付く一団が。
- ディアン
- 一団
- GM
- 「あんた、さっき来た旅人だろ?」
- と、酒を勧めてきますよ。
- ディアン
- 踊りをやめて話しかけてきた男の顔をみるよう
- 酒を勧められるぐらいの位置か
- アントーム
- 愛し合う若者でも眺める
- GM
- 愛し合う二人は人目に付かない所へ行きました。
- ディアン
- 「そうだ」と応じる
- お酒いただくよー
- GM
- 「俺たち冒険者なんだけど、通って来たとこの話でも、聞かせてくんねえかな」なるほど確かに、この集落の人間ではなさそうな格好をしています。
- ディアン
- ほー
- 「俺は、喋るの、苦手だ……それでもいいなら。」
- GM(冒険者)
- 「ああ、かまわねえよ。知ることしれればそれで問題ない」
- ディアン
- じゃあリプレイ第1話の話でもしながら
- この冒険者達の品定めを
- GM
- ほう
- ディアンはレンジャーでしたな
- アントーム
- 俺よりレベルたかいかしら
- ディアン
- 何聞き出そうとしてんのかしら
- GM
- いや、本当に地域情報知りたいだけですよ
- ディアン
- ああ、そうなの
- GM
- アントームも合流?
- アントーム
- ああいいよ
- GM
- まあ攻撃技能で。
- ディアン
- 1d100
- ラーダ
- Dian > 95
- ディアン
- 全然さっぱりわからんちん
- ルシティカ
- 地域情報ならわたしのほうがくわしいかも?
- GM
- あー多分ルシティカの方が詳しいんだろうなあ。
- 今一強さの程は分かりませんでした。
- アントーム
- 冒険者ねえ
- ルシティカ
- でも、踊ってます。く〜るくる。
- GM(シシャキキ)
- 「うまいうまい! よく分かるね、ここ、難しいステップなのに」
- 〈フルドレス〉の効果です。
- 冒険者に何かします?>アントーム
- アントーム
- 特には何も。一応さっきみた傷の話でもするか
- GM
- ああ。なるほど。
- じゃあソーサラーが何か思い出そうとする。
- 1d100
- ラーダ
- GM > 75
- GM
- むり
- ルシティカ
- ああ、フルドレスかぁ。
- ダイス目ふるいませんねぇ
- GM
- そんな感じで夜が更けて、適当に三々五々でよいですか?
- ディアン
- あい
- ルシティカ
- うい。
- GM
- 貴方方が寝る場所はですね、
- 使っていない洞穴が一つ、割り当てられました。
- 客人ということで皆一緒に泊まっとくれと……
- ディアン
- ほいほい
- ルシティカ
- は〜い。
- GM
- そしてそこは、集落の外れの方、シシャキキ達の家の程近くなのでした。
- アントーム
- ういうい
- GM
- 寝ますね?
- ディアン
- 寝ます
- アントーム
- 寝ますよ
- ルシティカ
- 寝ますね。
- アントーム
- 危険もなさそうだし
- 権利を行使させてもらおう
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