シーン8:泉の下見をする
- GM
- じゃあ三人を案内するよ
- リアがね
- モスロ
- アントームだけに偵察させるのは不安なので、ついていく
- GM
- まあ影の民の時と同じような泉なんだけど
- 今度は明らかに水が濁ってるねえ
- 泉の周囲は丈の高い草が生えてて
- 地面が見えるのは村からの道がつながってる部分だけ
- 下流に流れる細い川はさっきの谷の方に出てると言われる
- アントーム
- モスロがいるの?
- モスロ
- いるつもり
- アントーム
- じゃあ、川をながめつつ
- 「聞いたぜ」
- モスロ
- 「……何をだ?」
- アントーム
- 「夏への扉。
- ずいぶん、いろいろあったんだな」
- モスロ
- 「起きてたのか」といって、顔を背けます
- アントーム
- 「牙の部族は、寝ていようがいつでも臨戦体制だぜ」
- モスロ
- 「それは、こっちの台詞だ。あんたも、チロヌプと色々あったようだしな」
- アントーム
- 「いろいろあればいいってもんでもない」
- モスロ
- 「まったくだ。……俺だって、それなりに暮らせれば、それがどんなにいいことか
- アントーム。一つ頼みがある」
- アントーム
- 「一つでいいのか?」と言って意地悪く笑ってみたりした
- モスロ
- 「ああ」といって、少し困ったように笑います
- 「頼むからチロヌプには言わないでおいてくれ。双面の民相手じゃ何言われるか分かったもんじゃない」
- アントーム
- 笑う
- モスロ
- じゃあ、ちょっと安心します
- アントーム
- 「面白いものだ。言葉をつかさどるがゆえに、真実から遠ざかる、か」
- モスロ
- 「真実だけが、伝えるべき言葉じゃないさ」
- アントーム
- じゃあ、大いに感心してうなずいた
- モスロ
- 「と……、そろそろ近いか、リア?」
- GM(ルセルリア)
- 「もうすぐそこですよ」
- GM
- で、さっきの説明の続き
- 上流側ちょっといったところには滝があってですなあ
- 今はその上の方まで水を汲みに行ってるのですよ
- それがかなりしんどいとか言う話もされる
- で、ついた
- 確かになんか濁ってる
- アントーム
- 汚ね
- GM
- 泉の中心にはぶくぶくと泡が出てる
- 水面は穏やか
- 化け物の影はとりあえず見えない
- モスロ
- 「……あれは?」と、リアに
- >ぶくぶく
- GM(ルセルリア)
- 「水が濁る前は泡なんてでなかったのですけど……」
- モスロ
- 知識判定とかできます?
- GM
- 判定か
- 成功したとして何が分かるんだろうな……
- セージかソーサラーじゃないなら-40だな
- モスロ
- じゃあいいです
- GM
- ふーむ
- じゃあディアンが
- GM(ディアン)
- 「あのした、何かいるんじゃないか」
- GM
- と言う。
- で、おもむろにそのへんから石を捜し出して……
- モスロ
- お
- 制止をかけます
- GM
- 止められた
- モスロ
- 「ちょ、ちょっと待てよ。実際にあそこにワニガエルがいたら、どうするんだ!!」
- GM(ディアン)
- 「そうか、それはまずいな」
- モスロ
- 「チロヌプはいないし、戦う準備も完全ってわけじゃないんだぞ!!」
- GM
- しゅんとします
- モスロ
- がっくり肩を落とします
- 「まぁしかし、どうやらあの辺が当たりっぽいな。明日チロヌプに確かめてもらうか」
- GM
- という泉の様子でした
- アントーム
- あいあい
- GM(ディアン)
- 「だけど、怪物、どうやったら姿現す?」
- GM
- と聞いた
- GM(ルセルリア)
- 「私がやったのは……」
- とそのへんにある木の枝を指して
- 「これで水面を叩いて怪物をおびき出して……
- それだけではすぐに潜ってしまうので、誘惑の能力で私を追わせて」
- GM
- と説明
- 木の枝はもちろん落ちてるヤツですよ
- アントーム
- 「怪物をひきつけたのか。ラフォンテールもそんなことをしたのかな?」
- GM
- で、偵察は終了でいいのかね
- アントーム
- いいよ
- モスロ
- です
- GM
- うい
- じゃあ村に戻ろう
- うーん、どうしようかなあ……
- GM(ルセルリア)
- 「今晩の宿の話なんですけれど
- 私の住んでいる小屋は、私一人分しか場所がなくて……」
- GM
- とか言う話をしながら戻っていくと
- 一人の女性が村の入り口の所に待ち受けています
- GM(ルセルリア)
- 「母様……」
次のシーンに進む
ホーム>物語