シーン6:楡の少女
- GM(少女)
- 獣の牙ね……
- 「獣の牙に助けを求めたら、その人たちはいつ来てくれるのでしょうか……」
- アントーム
- がさがさと果実を持ってでてきた
- 「いいものを見つけたぜ」
- モスロ
- 一瞬呆れます
- チロヌプ
- 条件反射で〈プライス〉のタレントを。
- モスロ
- 何か食べてるアントームに「ここから最寄の獣の牙の砦って、どのくらいはなれているか分かるか?」
- GM
- フィンガル横に突っ切ろうとしたらだいたい何日ぐらいかかるんやろ?
- じゃあ十日。きっと真西じゃなくて南に降りなきゃいけないんだろう
- アントーム
- 「さあな。この辺りで傭兵に出くわしたことがない。近くにあるのだろうか?
- そうか、フォルティノの信奉者ならば、見ることができるかもしれないな」
- チロヌプ
- 「今日は随分冴えているわね
- で、それはいったいどこにいるの?」
- モスロ
- 「? じゃあ、何であんたはこんなところにいるんだ? 獣の牙の傭兵なんだろう?」
- アントーム
- 「獣の牙は、必ず来てくれるとは限らないのは確かだ。そんな話は腐る程あるさ」
- GM(ディアン)
- 「俺たち、獣の牙、違う」
- とディアンが答えよう。
- アントーム
- うなずきます
- GM(少女)
- で、少女の話
- 「あの化け物が巣くっている水場は、村の生命線です。
- 泉は濁り始め、飲み水に使うわけにもいかない……
- 住人の中には、すでに村を捨ててどこか他の土地へ行こうという者もいます。
- でも、私には、それだけは出来ない……
- 獣の牙を待っていたら村がなくなってしまう」
- モスロ
- 「でも、脅威から逃げてのことなら、それはそれで教義には適ってるんじゃないのか?」
- GM(少女)
- 「……それは……」
- チロヌプ
- 「それ『だけ』はできないって、さっき言っていたよね?」
- GM(少女)
- 「……言いました」
- チロヌプ
- 「面白そうな話じゃない?」
- GM
- 少女は、ふう、と息をつきます
- モスロ
- 「……あの村を離れたくない、教義よりも強い理由でもあるのか?」
- GM(少女)
- 「私の名は、ルセルリアと言います。」クリスタニアの言葉で神獣の楡を意味する言葉やね
- アントーム
- ルセル、か
- GM(ルセルリア)
- 「集落の中心には、ラフォンテールの力を分け与えられたある一つの大きな楡が立っています」
- チロヌプ
- 「…………」
- GM(ルセルリア)
- 「村に生まれた獣人は、楡の名前を戴き、代々その木の守護者として育てられるのです
- ですから、例え他の人々が村を離れたとしても、私は楡を守るためにそこを離れるわけにはいかない……」
- モスロ
- 大きくため息をつきます
- アントーム
- 「そりゃあ、離れるわけにはいかねえな。ルセルリアの言うことはもっともだ。」
- モスロ
- 「枝角の集落が無くなったら、影の民に詫びを入れる人間がいなくなっちまうな
- リア、あのワニガエル、何匹ぐらいいるか分かるか?」
- アントーム
- 「何匹でも相手してやるぜ」
- GM
- じゃあ一瞬きょとんとした後きらきらと目を輝かせよう
- モスロ
- じゃあ、その表情に恋人の面影がよぎって、目を背けます
- チロヌプ
- 「気付かないうちに増えていたって言うんだから、今にも繁殖しているんじゃない? 何かするなら早いほうがいいと思うけど」
- GM
- 親玉の巨大なヤツが一匹とさっきまで戦ってたのと同じサイズがあと2匹やね
- アントーム
- 「繁殖って… 一体どんな速さで増えてるんだ? 奇妙な周期にしたがっているな」
- チロヌプ
- 「混沌だもの」
- GM
- ええと、増えたのはたぶん今のところ一度きりなんじゃないかという話をする
- モスロ
- 「まぁ、だからといって増えないとは限らないしな」
- アントーム
- 「そう言うことなら、話ははやい。大体話をするには向いてないんだ」
- チロヌプ
- 「だから誘わなかったじゃない。貴方の領分は尊重しているよ」
- GM(ルセルリア)
- 「あ、あの! ……ありがとう、ございます……」
- チロヌプ
- 「リア、貴方の村からも、一人、逃げ足の速いのを連れて来て」
- GM(ディアン)
- 「逃げ足の速いの……
- どこに?」
- チロヌプ
- 「ワニカエルのところ。
- 勿論、戦える人がいるのならそれでいいけど」
- GM(ルセルリア)
- 「私では、だめですか?」
- チロヌプ
- 「弱い人でも退治に参加した、という方が、影の民の突く隙を減らせるでしょ
- 実際には戦わなくていいから。
- 遠巻きにして、まずかったら逃げてくれればいい」
- GM(ルセルリア)
- おーおー
- 「……分かりました。集落の住人に話をしてみましょう」
- アントーム
- 「弱いやつの面倒は見てくれよ」
- GM(ルセルリア)
- 「……わかりました」
- チロヌプ
- 「大丈夫よ。スマーシュがついているから」
- モスロ
- ホントかよ、という感じでチロヌプを見ます
- アントーム
- 「まあ…でも実際驚いたよ。変身できる獣人がいてくれるなら、安心できる」
- モスロ
- 「あんまり期待するなよ。なんといっても武器がこのざまだ」と言って、クロスボウを掲げて肩をすくめます
- チロヌプ
- 「言ったことの責任を取ってくれれば、その武器でもいいよ」
- アントーム
- 「急に出てこなければ、槍の一つも貸したんだがな」
- モスロ
- 「ま、弓がダメでも、シルヴァリの加護もあることだし、何とかなるさ」
- アントーム
- 「ようし。早いところ片付けるか。今ならワニの丸焼きでも食える気がするぜ」
- GM(ディアン)
- 「影の民、どうする?」
- チロヌプ
- 「じゃあわたしが話をつけてくる」
- モスロ
- 「たのむ」
- GM
- ほいほい
- チロヌプ
- じゃあシーンアウト
- GM
- フレンも一緒に行くよ
- チロヌプ
- おお
- アントーム
- よし
- GM
- 残った四人。
- モスロ
- 「……なぁ、リア。へんなこと聞くようで悪いんだが」
- GM(ルセルリア)
- 「……なんでしょう?」
- モスロ
- 「君の血縁に、ひょっとして……いや、なんでもない。忘れてくれ」
- GM(ルセルリア)
- 「私の血縁が、どうか?」
- モスロ
- 「あ、いや。なんだ、その。……マデリーゼという名前を聞いたこと、無いか?」
- アントーム
- 「寝させてもらうぜ」といって寝る
- そして盗み聞く
- モスロ
- 「いや、聞いたこと無いなら全然それはそれで構わないのだが……」
- GM(ルセルリア)
- 「ごめんなさい……
- その方を、探しておられるのですか?」
- モスロ
- ほっとしたような、残念そうな複雑な表情をうかべます
- 「あぁ、まぁそんなとこだ」
- GM(ルセルリア)
- 「大事な方、なんですね……」
- モスロ
- 「いや、何、君にちょっと似ていたもんでな」
- GM
- で、そういわれると顔を赤らめます
- モスロ
- 「もう、長いこと会ってなくてな……」
- GM(ルセルリア)
- 「良かったら、その方のこと、話して頂けませんか」
- モスロ
- 「…………。彼女の名はマデリーゼ。封印の部族の出だ
- 俺が彼女に出会ったのは……、そうか、もう
- 100太陽周期以上経っているんだな」
- GM
- 「100年以上……!? そんなに長い間……」
- モスロ
- 「氷棺の魔法(〈アイスコフィン〉)で眠っていたんだ。封印の眠りについた彼女を待つために」
- GM(ルセルリア)
- 「あの……氷棺の魔法って?」
- モスロ
- 「夏への扉さ」
- GM
- 一瞬きょとんとした後ぷっと吹き出すよ
- ただようやく笑顔をみせた
- モスロ
- 「まぁ、あとでチロヌプにでも聞いてくれ。あいつなら知ってるだろう」と言って、恥ずかしいことを言ってしまったなぁと、目をそらして、アントームのほうを見ます
- アントーム
- 寝たふりをしてるよ
- GM(ルセルリア)
- ふむ
- 「そうですか……100年。
- そんな長い時を待ち続けられるほど、大切に想ってらっしゃるんですね……
- 私も、誰かにそんなに想われてみたい……
- そういえば、まだ名前を……」
- モスロ
- 「あ、あぁ。そうだったな。俺の名前はモスロ」
- あっちで寝てるのがアントームで……と、一通り他の面子の紹介もしておきます
- GM
- シーンはチロヌプとフレンに移ります
- 池まで戻る?
- チロヌプ
- はい
- GM
- じゃあ、オーヴが待ってる
- 何しに言ったかは誰か伝えたんかな
- チロヌプ
- それは伝えていません。
- 「向こうに、あの怪物が沢山巣食っているんですって。もう逃げるしかないからって、あの子がこっちに警告に来たそうです。今から彼女達と、その怪物を危険の無い所に誘導してくるけど、村ではいつでも逃げられるようにしておいてください。一日経って帰らないとまずいと思った方がいい、かな」
- GM(オーヴ)
- 「なんだと!」
- チロヌプ
- 「じゃあ、お願いします」と反論する暇を与えず、さっといなくなりたいです。
- GM(オーヴ)
- 「うむむ、そうか……わかった、村についてはそうしよう」
- さっといなくなるの?
- 背中から声をかけるぞ
- チロヌプ
- あい
- GM(オーヴ)
- 「我々も協力したいのだが……」
- チロヌプ
- 「貴方には大切な人がいるんじゃないの?」
- 今度こそさっさと消える。
- GM
- うほっ
- 後を追おうとすると銀狼ににらまれる訳やね
- おーけー。話はついたことにしよう
- アントーム
- もどってくるの
- 起きるよ
- ボーアセンスを使っておいた
- モスロ
- どんなんです?
- アントーム
- 寝てても危険がわかるよ
- GM
- 領域内に敵意を持った者が入ってきたらわかる
- モスロ
- なーる
- アントーム
- いのししですから
- GM
- じゃあアントーム目覚めた
- アントーム
- ほい
- わざとらしく伸びをする
- 「ふぁー」
- チロヌプ
- がさがさ
- アントーム
- 「誰だ」
- チロヌプ
- 「……まだわたしを、味方とは認めてくれないんだね」
- ぬっと姿を現します。
- アントーム
- 「なんだ、面白くもない」
- 「ご両人は退屈してなかったかい?」
- モスロ
- 「さてね」
- GM(ルセルリア)
- 顔を赤らめる
- 「では、私たちの村まで案内します」
- と、立ち上がって歩き始めようとしますけどー
- アントーム
- 「おうよ」
- モスロ
- 「行くか」
- チロヌプ
- 欠伸をしながら従いますよー
- GM
- じゃあ、隣の山まで。
- チロヌプ
- 数時間て話でしたっけ。
- GM
- そうやね
- モスロ
- 5時間くらい
- GM
- 山同士の境は川が流れてて、そこの上にかかった吊り橋を渡ったり
- なんやらかんやらで
- 無事についちゃっていいかしら?
- チロヌプ
- はい
- モスロ
- はい
- アントーム
- いいよ
- ウサギとかとってくうよ
- チロヌプ
- 「いい物獲ってきたね、それ、てみやげにしましょう。」
- GM
- ほい、
- じゃあ今日の所はおつかれでしたー
- チロヌプ
- お疲れ様でした。
- モスロ
- お疲れ様でした
- アントーム
- おつ
- 面白かった。
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