シーン5:モスロが決断する - 楡の少女

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  15. 後書

シーン5:モスロが決断する

アントーム
じゃあ、安全が確認できたら座り込むぜ
「腹減った」
チロヌプ
「そうだ、女の子!」と、女の子が消えたあたりに駆け出します。
GM
駆け出しますか
チロヌプ
駆け出しますよ。
モスロ
「女の子?」といって、追いかけます
GM
二人は知覚判定してくれ
チロヌプ
1d100
ラーダ
Chironup > 91
モスロ
1d100
ラーダ
Mosuro > 99
チロヌプ
なんだこれー
モスロ
なにこれ
GM
まあ少女の姿はどこにもみえんどころか痕跡すら君らにはわからん
モスロ
「見間違いじゃないのか?」
と、チロヌプに
チロヌプ
「逃げたのかな……確かにこの辺りにいたんだけど」と言い訳がましく言います。
GM
1d100
ラーダ
GM > 27
GM
ディアンに分かった
GM(ディアン)
「ここに、人が立ち止まっていたこと、確か」
とディアンが言うよ
で、指を差す
「あっち、行ったようだ」
モスロ
「……追いかけるかい?」
GM
まあ痕跡見つけるのに成功したのディアンだけだし、がさがさと森の中に分け入っていくぜ
チロヌプ
うそ・・・
モスロ
「お、おい。ちょっとまてよ」
といって、まぁついて行く
GM(ディアン)
「待つのか」
モスロ
「アントームを置いてくつもりか」
アントーム
「おーい、何してんだ? さっさと帰ろうぜ」
チロヌプ
「ごめん、アントーム、こっち来て」と大声出します。
モスロ
「ディアンが何か見つけたんだと」
アントーム
「戦いがあったんだ。少しは休ませろ」といいながら一応立ち上がるか
GM(ディアン)
「追わなくて、いいのか?」
少女をと思わしき人をね。
モスロ
「アントームと一緒にな」
GM
なるほど。じゃあついて来るのをまつか
アントーム
じゃあきたよ
モスロ
「ま、あんだけご馳走してもらったんだ。少しくらい働いてもばちは当たるまい」
GM
じゃあ分け入る
じゃあしばらく行くとやねえ、獣道げなちょっと見通しのいいところで
アントーム
「あんた、獣人、しかもたいした力を持っている…」とモスロに
モスロ
「それなりにはな」>アントーム
チロヌプ
〈フォックスセンス〉を使ってついて行きます。「道具持って来て」
GM
匂い嗅ぐのか
じゃあ向かってる先にフレンとそれとは別の人間の匂いが
で、獣道げな所で少女が銀狼ににらまれて固まっている
モスロ
「いたか?」
GM(ディアン)
「その娘、怪物ここまでつれてきた、と、フレン言ってる」
チロヌプ
「怪物の仲間!?」
と、腰の剣に手を掛けます。
GM
見たところ神獣の民だよ
モスロ
不良品のクロスボウを構えます
GM
んで、モスロには見覚えがある。
最初出てきた少女やねー
モスロ
「おまえは……」
アントーム
「吟味はあんたらに任せたぜ。敵ならば、串刺しにしてやるよ」
モスロ
じゃあ、クロスボウを収めて警戒しつつ近づきます
チロヌプ
「うん。そうなるかも」>アントーム
モスロ
「……こんにちは。またあったな」
GM(少女)
銀狼ににらまれてるし人増えるしでビビってるよ
「あ、あの……」
モスロ
「まぁ、待て。まぁ、待て」>2人
「昨日、会ったな」
GM
うなずく
モスロ
「ふむ」
チロヌプ
警戒を解きません。モスロのことだってよく知らないし。
アントーム
食べられる植物を探すか
GM
ええと、ちらりちらりと銀狼の方をみてビビっている
モスロ
「なぁ、ここの銀狼がいうには、あんたがあの湖にあの化け物を連れてきたんだと」
GM
びくりとします
チロヌプ
えっと
次少女が答える言葉に
〈センスファルス〉を使いたいんですが。
GM
ええよ
チロヌプ
という使い方でいいのかな?
持続時間:瞬間 なので今一分からない……。
GM
えーと。。。
チロヌプ
抵抗するならどうぞ。
GM
喋った後かなあ?これ
まあいいか。1d100
ラーダ
GM > 5
チロヌプ
……
大成功ですか?
GM
自動的成功
さすがに50もない
チロヌプ
じゃあ集中力を使います。
GM
はい
チロヌプ
1d100
ラーダ
Chironup > 2
チロヌプ
ふっふっふ。
GM
すばらしい
じゃあ
1d100
ラーダ
GM > 19
GM(少女)
成功した
「か、狩りの途中で道に迷って……」
とかいう
GM
代わりに皆さん知覚判定をしてください
アントーム
1d100
モスロ
1d100
ラーダ
Unt'orm > 76
Mosuro > 31
アントーム
むり
モスロ
気付いた
モスロ
「ほう、こんな人里の近くで狩りをするのか」
と、疑惑の目線を送ります
GM
一言言われる度にびくんびくんとふるえる
モスロ
うーん
チロヌプ
(嘘吐きの典型的な反応ね……)と観察しています
GM
「とりあえず、集落つれていかないか」
モスロ
「……なぁ、本当のことを言わんと、交渉も何もできたもんじゃないぞ」
GM
おお蹄の民だ
チロヌプ
「交渉なんてするつもりだったの」
GM(少女)
「あの、これには訳が……」
モスロ
「誰だって、事情があるって言ったのは、あんただぜ
まぁ、わけを聞いてからだ。どうかするのは」
チロヌプ
「ふっ。よく憶えていたわね……」と口をつぐみます。
モスロ
「双面の民が言質を取られてどうすんだよ」と笑います
チロヌプ
「どうせわたしは……」
GM
まあフレンがにらみつけるのをやめるとあの化け物に追われてここまで来たみたいなことを言い始めるね
モスロ
「なぁ、ディアン。集落に連れて行くのは、ちょっと待ってくれないか?」
GM(ディアン)
「何故だ?」
モスロ
「ここで集落にこの子を連れて行ったら、弁解の余地なく吊るし上げられちまうかもしれないぜ?」
チロヌプ
「どういうこと?」
モスロ
「何だかんだいって、この子が原因だからな」
GM(ディアン)
「それもそうだ」
モスロ
「けが人が出てんだ。『逃げてたから』で無罪放免というわけにも行くまい」
チロヌプ
「それなら弁解できないのが悪いんじゃないの」
モスロ
「その弁解を俺がするために、いま事情を聞こうとしてるんだよ」
GM
うーん少女はどういう態度を取るかな
チロヌプ
「怪我人が出たというなら、尚更連れて行くべきね。この子だってこどもじゃないんだし。」
GM
モスロにすがるような目つきをするかな
モスロ
じゃあ、その少女の瞳に、昔の恋人を重ねるか
チロヌプ
「……まあいいわ。シルヴァリには敬意を表しましょう。その領分を侵すのは本意じゃない」
モスロ
「それでいいか、アントーム?」
アントーム
「かまわないな。俺は早く集落に戻りたい」
チロヌプ
「わたしはことを見守りたいかな」
モスロ
それじゃ、少女の事情聴取を始めます
GM
けが人が出てんだ、と言ってるから、ものすごい申し訳なさそうな表情をしてるな
チロヌプ
あ、GM
GM
はい
チロヌプ
〈センスファルス〉は、発言の後で使う、ということでいいんですか?
GM
うーん……今言ったことが嘘であるかがわかる
ということで
チロヌプ
はい。ども。
モスロ
「どこであの化け物に遭遇した?」と、淡々と聞くか
GM
どこで、か
水場の川の上流という答えが返ってくる
モスロ
「遭ったのは今日が初めてか?」
GM(少女)
「今までに何度かあります……」
チロヌプ
「どこかに巣でもあるのかな……」
モスロ
「こっちに、(結果的にだが)連れて来たのは初めてか?」
GM(少女)
すごくつらそうな表情で
「初めて……じゃないです」
モスロ
「……影の民の集落があるって、知ってたんだろう!?」
GM
まあうなずく
モスロ
といってから、言い過ぎたかとあらぬ方向を向いて頬をかく
GM
ふむふむ
じゃあ
GM(少女)
「でも……私には、こうするしかなかった……!」
チロヌプ
「連れて行くしかないわね」
モスロ
「まぁ、最後まで聞いてからにしてくれ。後生だから」
チロヌプ
先を促します。
GM
ううん、少女はそれ以上は言わないけど
モスロ
「悪いが、言わなきゃ分からんぜ。集落で口添えすることもできない」
チロヌプ
「ところで、この子とはどういう知り合い?」>モスロ
モスロ
「昨日言った、俺を助けてくれた恩人」
GM(少女)
そだのう
「……ごめんなさい。あの怪物に川の上流で出会ったというのも嘘です」
チロヌプ
おや
モスロ
「あ!?」
GM
「私は、隣の山の枝角の集落の者です」
と、話し始める
モスロ
ひそめた眉を、戻します
チロヌプ
「なるほどね」
GM
ええと、例の混沌が一斉に解放されるイベントがあってしばらくして
そっちの村のこれまた水場にあの怪物が巣くい始めたのさね
はじめは気がつかなかったのだけれど、気がついたらあのワニガエルが何匹もいて。
んで、実は少女は村の唯一のビーストマスターで
丁度レベルが3になったので〈アタンシオン〉と〈ディアーラン〉を駆使して一匹ずつ村から引き離しにかかっていた、と言うような話を……
先代からの伝統……とか言うことをそれらしく言うね
それらしく、と言うのの中には
ラフォンテールの教義は逃げて逃げて逃げること
とか言う説明もコミだ
〈アタンシオン〉は、自分に敵を引きつけるタレントで
〈ディアーラン〉はまあ足が速くなる
モスロ
そこでため息をついて、「何でそこで獣の牙に頼らないんだよ……
それにどうして、わざわざ影の民の集落の方向へ連れてくるんだ?」
GM(少女)
「枝角の方に持っていったら堂々巡りでまた戻って来るから……」
チロヌプ
「嘘ね」
モスロ
おぉ
チロヌプ
「貴方はそんな説明で納得しているの?」
GM(少女)
納得か
ううむ、それには先代の言葉を借りなければならんだろうなあ
「そうすればうまくいくと私は教えられました……」
アントーム
いいね、そのセリフは
チロヌプ
先代の言葉を借りた瞬間、見るからに興味がうせた様子で「ふーん」といって、黙ってしまいます。
責めるような目で彼女を見続けるけど、もう口は開かず話が続くのを待ちます。
モスロ
「……さてどうする? このままこの子を影の民の集落に連れて行けば、まぁまず影と枝角との関係が悪化するだろうな
事情は事情だが、どう考えても枝角側に責任が有りそうだし」
チロヌプ
「獣の牙を頼るって言っていなかった?」
モスロ
「いや、俺が言いたいのはそこじゃなくてだな」
チロヌプ
「じゃあ、どうしたいの?」
モスロ
「このまま少女を影の集落に連れて行って、わざわざ影と枝角の関係を悪化させるのは得策じゃないって、言いたいのさ」
チロヌプ
「混沌が倒せれば取り敢えずいいじゃない。
わたしが恩があるのはあそこの村だし、仲良くなったんだし、そこにわざとこんなのをつれてきてもらっちゃ、いい気がしている筈も無いわ
とは言え別に、進んで対立を作ろうって言うんじゃない。だからどうしたいの、って聞いている」
モスロ
「この子は、影には連れて行かない
で、ワニガエルは獣の牙なりに任せてなんとかする
枝角には、後でわびいれさせる
問題が解決して、枝角から申し開きをすれば、そこまで酷くはなるまい」
チロヌプ
「どうぞ。でも、誰だかの運命を見てもらえなくなっても知らないよ」
モスロ
「…………。俺は個人である前に、蹄の民のビーストマスターだ」
チロヌプ
「神獣の声が聞こえるなら仕方無いわね」